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ドタバタ異世界建国史  作者: 名無しの猫
序章
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序章Ⅴ 違和感

昨日は二話投稿しているので良かったらそっちから見てもらえれば幸いです。

「呼び出した理由は分かると思うけど一応言っとくわね。ようやく国造りの方向性が全てのグループが決まったわ。どのグループも1から国をつくるそうだわ。これは予想していなかったわ。てっきりほとんどがもともともあった国を繁栄させるのかと思っていたけど。うれしい誤算だったわね。じゃあ今から国を造るための手順を教えるわ。まず最初に決めることは土地・人口の2つね。土地に関しては地図の中から好きなところを選んでね。ちなみにこの世界で一番大きい国で大体30万K㎡ぐらいね。次に人口だけど、10~100万人の中から選んで頂戴。この世界では大体1千万人で大国。5000万人が過去最大ね。」


大体理解できた。30万k㎡といえば大体イタリアと同じくらいか。5000万人といえば韓国と同じくらいな筈だ。

さてこれからどうするべきか。とりあえずグループで話し合うか。


僕たちは地図を囲んで話し合った。土地の話と人口の話だ。土地については実は目星がついている。

「土地については一応考えてあるから先に人口について考えよう」

あとは人口だが多すぎると養うのが大変だし、少なすぎると税を上げないといけないので加減を考えないとな。


「やっぱりほかのグループも気になるね」

普段は無口な南が言った。

「そーだよな」

ここで僕の千里眼が役に立つ。だけど今はまだメンバーに知られるわけにはいかない。ほかのグループにも似たようなスキルがいるかもしれないからな。

「ほかのグループに聞いてきてみるよ。」

そういって席を立った。


「「「千里眼」」」

「「やっぱり80万人より少し多いほうがいいような気がする」」

この声は宮川だ。この能力は近い人の声が大きく聞こえるのか。

「「最初は税金を少なめにしてほかの国からの移民とかを受け入れて人口を増やす方向で行ったほうがいいと思うんだけど。どうかな」」

あれっ宮川ってこんなに頭よかったか?学校ではすごい馬鹿なことばっかしていたのに。

宮川の紹介でもしておこう


本名 宮川 琉人

野球部のエースピッチャーで背が高く足が長い。手も長い。学校では馬鹿なことばっかりしていたが意外と頼りになりそうだ。イケメンであるし彼女もいる。爆発しろ。


宮川のグループから離れて次は村田のグループに近づいてみる。


「「「千里眼」」」

「「60万人程度にしておこうと思う」」

宮川よりは少ないが多分妥当な数字だろう。

「「まずは内政をしっかりと整えるためにも税金を少し高めにとる。そのあとに税率を落として人口を増やそうと思うの」」

宮川は学校内でも成績優秀で吉川に負けず劣らない優良株だ。クラスでも学級委員を務めていた。

一応村田の紹介でもしておこう


本名 村田 静香

ダンスがとてもうまい。成績優秀で運動神経もいい才色兼備ってやつだ。

名前で分かるかもしれないが女子だ。だが僕より男っぽい。リーダーシップが強い


次は吉川か。

「「「千里眼」」」

「「80万くらいかな」」

意外だ。吉川にしてしてはなんとも曖昧な答えだ。理由を聞きたいが本当に直感なのかそれとも何か考えがあるのか全く分からない。

まぁ一応情報収集もできたし戻るか。


「どこも大体70万前後だったよ。」

「まぁそんなところか」

南が頷く。

「俺たちはどーする?」

田中が聞いてくる。

「さて、どうするか」

正直全く決まっていない。メンバーに(心の声に)聞いてみようか。

「みんなは何万人ぐらいがいい?」

こうやって聞いておけば簡単に聞けるっていう寸法だ

「「60万人くらい?」 「「50万人以上」」

などといった曖昧なものが多い中1人だけ

「「72万人」」

とかなり正確な数字を出している人がいた。木下さんだ。

「誰も意見がないなら僕が決めるよ。72万人しようと思う」

木下さんはこっちを見て目を見開いた。

僕は一応知らんぷりをしたが多分ばれているだろう。まぁいずればれるからいいんだけどね。

土地に関しては僕に一任してくれているから僕のグループはある程度決まったことになる。

方向がてら女神さまのところに向かった。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

良かったらブックマークなどしてもらえれば舞い上がって頑張ります。

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