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ドタバタ異世界建国史  作者: 名無しの猫
序章
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序章Ⅰ 始まりの始まり

この物語は戦闘シーンがあまりなく物語の動きがゆっくりです。

また初めての執筆で不慣れな部分が多く見にくいと思います

それを心掛けたうえで見ていただけると幸いです。



 目を開くと驚愕した。

 いつものように片道1時間の道のりを経て学校に行きいつものように惰眠を貪る。

そんな日常が一瞬で崩壊した。


 見渡す限り真っ白な部屋。そんな中に高校生が総勢41人。

 周りを見渡すとクラスメイトも状況が把握できず狼狽えている。


「はぁぁぁ~~~~~~~い」


 突然部屋中になんとも間の抜けたのんきな声が聞こえた。

周りを見渡すと見慣れない少女が立っていた。

「私は女神ディオーネー。天空の女神よ」


 クラスのみんなは理解ができていないのか口を開けたまま唖然としている。

いやこの言い方には少し誤解がある。クラスのみんなだけじゃなく僕も口を開けたまま唖然としていた。


なおもディオーネー続ける。

「異世界転生に選ばれた高校生の皆様~〜~~~~~ご機嫌いかかが???」


そんなことを聞いてきた。

「「「良いわけがないだろ」」」

誰も口にはださなかったが誰もがそう思ったに違いない。


 そんな学級委員の吉川が口を開いた。

「ここはいったいどこですか?一緒にいた先生はどこですか?」

当然の疑問だった。僕たちがここに飛ばされたのは確か授業中だったからだ。


「まぁまぁ落ち着いて。1つ1つ説明するから。まずここは君たちの住んでいた世界とは別の世界よ。まぁ君たちの言葉でいう異世界ね。ところで先生というのはあのピーチクパーチク小うるさい豚のことかしら?それならあなたたち世界におきっぱよ私小うるさい人は嫌いなの」

今さらっと豚といったような気がするがそこは置いておこう


「理解したようね。なら話を続けるわよ。まずはあなたたちを呼んだ理由を説明するわね。

あなたたちにはグループに分かれて国づくりをしてもらおうと思うわ。」


 周りがざわつき始めた。当然だろうつい5分前まで普通の高校生だったのだから。


女神は続ける。

「いろいろ思うところもあると思うけど今は話を聞いてちょうだい」

その口調は有無を言わさぬ迫力があった

「じゃあこの世界のルールを説明するわね。大きく分けて5つあるわ。大事なことだから覚えておいて損はないと思うわ


 1つ目 この世界であなたたちが死ぬことはないわ。斬られても撃たれても潰れてもね。もちろん病気にもかかったりしないわ。ただし痛みはあるしペナルティもあるわ。また一般人は死ぬから注意してね。


 2つ目 あなたたちは10年に一度必ずグループ同士で戦争をしてもらうわ。


 3つ目 あなたたちには1人に最低1つスキルと呼ばれる特殊能力があるわ。1つしかない人もいればたくさん持っている人もいるわ。スキルは自力で習得することもできるわ。同じスキルを複数人が所持することもあるわ。また一般人にもスキルを覚えている人も稀にいるわ。


 4つ目 この世界には異種族つまりエルフやドワーフといった種族がいるわ。だけど言語が違うから接触は難しいかもしれないわね。


 5つ目 この世界には一応魔法の概念が存在するわ。ただし人間には使うことはできないし感知することもできないわ。スキルを覚えれば別だけど限りなく不可能に近いわね。


 まぁ大事なことはこんなところね。何か質問があれば受け付けるわ。答えるかは分からないけどね」

吉川が真っ先に口を開いた


「国をつくるといっても具体的にどうすればいいのですか?またグループはどうやって決めるんですか?そしてどうすれば元の世界には帰れるのですか?」


怒涛の質問攻めに少し女神ディオーネーはたじろぐ。

が1つ1つ答えてくれた。


曰く国の作り方は各グループで決めていいそうだ。1から創るのもいいしもともとあった国を発展させるのもいいそうだ。

次にグループの分け方は自分たちで決めてもいいし女神さまのルーレットで決めてもいいそうだ。ただし男女混合にしなければいけないそうだ。なぜなのかは教えてくれなかったが。

そして1番聞きたかった元の世界への戻り方は笑顔で「内緒」と答えをはぐらかされてしまったがさすが女神というべきかとても美しく見惚れてしまった者も少なくない。男はもちろん女子も釘付けだった。


次に口を開いたのは田中だ。こいつは僕の数少ない友人の一人だ。

「死んだときのペナルティってなんですか?」

こいつにしてはまともな質問で少しびっくりしたがそこは気になっていたのでいい質問だと思う。

「死んだ回数によってスキルが消滅するわ」

しれっととても大切なことを言った気がする。これは気を付けないと簡単にスキルなしの役立たずになる可能性があるということだ。


学級委員長の吉川がそろそろグループ分けに入ろうとしていたので質問時間を終了した。

どうも初めまして。名無しの猫です。

この作品を見ていただいて感謝します。この作品は突然異世界に連れてこられた高校生が国づくりに勤しむ物語です。よかったら今後とも見てください

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