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騎士団メンツの会話 ~結婚式~

活動報告より 特務師団副団長ユリダリスと特務師団騎士D・Eの会話♪

 フルール王国王城・宮廷内神殿外庭にて。特務師団メンツはここで結婚式を警備している。


ユ「オレの記憶違いか?」

 しきりに首をかしげる副団長ユリダリス。

D「何がです? 副団長」

ユ「いやな、オレが知っているユーフォルビア伯爵令嬢と、今日の花嫁姿の伯爵令嬢が別人に見えるんだよなぁ」

E「え、じゃあ違う方と結婚されたのですか?」

ユ「まさか、そりゃねーだろ。あの令嬢、あんまり公の場に出てきたことねーから、オレも数回、しかもチラ見くらいしかしたことないから断言できないけど、もっと地味だったような」

 眉間にしわを寄せて記憶を掘り起こすユリダリス。

D「ええ~?! 地味?! うそだぁ~! あの花嫁さん、すっげー可愛いですよ?」

E「清楚というか、可憐というか? あの美形団長の横に立っても違和感ないって、すげー美少女ですよね! そこはかとなく儚げな感じがいいっすね!」

ユ「だよな。確かに今目の前にいる花嫁さんは綺麗だ。それは間違いない」

D「どういうことでしょう?」

ユ「わからん。しかしあのケバ……げほげほ、派手で色っぽい愛人と正反対だよな」

E「そうですね~」

ユ「おもそもあの愛人とは別れてないんだろ? いつか刺されるな。つか刺されろ。庇ってやらねー」

 D・E 大きく頷き、同意。

 そして三人同時に、少し離れた横手を見遣る。


 ――そこでは、真剣を手にした刺す気満々の綺麗どころトリオが、同僚たちと『殿中でござる』を展開していたのだった。


今日もありがとうございました(*^-^*)

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