嫁が羨ましい!
活動報告より♪
本編116話目あたり。
ヴィオラ・サファイアの話を聞いたお義母様は……♪
~本館サロンにて、サーシスママとサーシスパパの会話~
「ねえねえあなた! 今度新しく売り出していく石、『ヴィオラ・サファイア』っていうんですってねー」
「そうだね〜。あいつがそんな名前をつけるとはね〜。ぷくく」
「最高品質のものは『ヴィオラの瞳』って名付けたんですってねー」
「そうだね〜。ヴィオラの綺麗な瞳にピッタリだね」
「……私の瞳もスターサファイアのようなって形容されてるんだけど?」
じと目でパパを見るママ。
「はっ!!!」
ギクっと固まるパパ。
「よ、よーし! 今度スターサファイアが採れたら『アングレータの雫』って名付けようじゃないか!!! ロータス、すぐにフェンネルとオレガノに連絡だ!!!」
「かしこまりました」
慌てるパパと、通常運転のロータス。そしてニッコリと満足げに微笑むママ。
数日後。
ピエドラの公爵家鉱山で、先代夫妻のやりとりをフェンネルから聞いたオレガノは。
「宝石に奥様の名前を冠するのが、公爵家の流行りか?」
一人首を傾げていた。
ありがとうございました(*^-^*)
43・44話目に『変わりつつある旦那様について』と『かわいい嫁』を割り込み投稿しております。そちらもよろしくお願いします♪




