近未来?
活動報告より、加筆修正♪
前線の旦那様、ヴィオラ切れをおこしたようですw
「おかえりなさいませ!」
僕が帰ってくると、急いで出迎えてくれるヴィオラ。小走りにやってくるところが、僕の帰りを待ちわびていたようでいじらしい。
ヴィオラの柔らかい微笑みは、今日一日仕事で疲れた僕の心を癒してくれる。それを見るだけでも僕の頬は自然と緩むんだけど、だめだ。見るだけではまだ足りない。
さらにヴィオラを堪能したくて手を伸ばし、その華奢な身体を抱き寄せる。
「サーシス様?」
なすがままに僕の腕の中に収まりながらも、キョトンと僕を見上げてくる。
その上目遣い、反則。
そのままかっ攫いたい欲望を、理性を総動員して抑え込む。
はやる気持ちを落ち着かせるため、大きく深呼吸ついでにヴィオラの髪に顔を埋めれば、鼻をかすめる清潔なシャボンの香り。人工的な香水などのきつい香りは、ヴィオラからしたことがない。
シャボンや、甘いお菓子や、優しい花の香り。
今日一日、ヴィオラがどう過ごしていたかというのがわかる残り香。
それも僕をホッとさせる。
ああ、僕のヴィオラ……
「……と、こんな風にラブラブになりたいんだが、どうしたらいいと思う? ユリダリス」
「もう爆ぜとけ」
今日もありがとうございました(^ω^)




