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旦那様の反省

活動報告より。

 ゆっくりヴィオラと外出を楽しもうと思っていろいろコースを考えたんだけど、どうもヴィオラの反応はイマイチ。

 ドレスか普段に着る服をプレゼントしようとマダムのオートクチュールに連れて行けば、いつの間にか僕のものを買うということにすり替わってるし、流行りの宝石商に行けば、自分はこの間新調したばかりだから要らないと、ここでもまた僕のものを買ってしまった。


 おかしい。

 ヴィオラにプレゼントするはずだったのに。


 今日の外出で、そこらにいる令嬢たちなら喜んで受け取るだろう贈り物は、どうやらヴィオラには通用しないということがわかった。


 まあヴィオラに見立ててもらったシャツはシックで僕の好みのものだったし、カフスボタンも控えめなデザインながらも華やかさを添えるもので、結構、いやかなり気に入った。なかなかヴィオラはセンスがいいみたいだ。

 今日一日で、ずいぶんヴィオラの好みや考え方がわかった気がして嬉しくなった。

 どうやら彼女は今まで僕の知っているような令嬢のタイプには当てはまらないみたいだ。道理でいろいろすれ違うはず。

 これからはもっとヴィオラのことを考えないといけないなと反省した僕は、さっそくリサーチにかかろうと思う。

 まずは一番身近にいるロータス、ダリア、ミモザあたりから情報収集だな。


今日もありがとうございました(*^-^*)


書籍掲載分ですので、活報掲載時のままUPしております♪

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