表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/128

特務師団会議2 ~また団長抜き~

活動報告より。またまたユリダリスと特務師団騎士たちの会話。

本編42話目、騎士団メンツが公爵家を襲撃(w)した次の日の反省会♪

 また団長のいない隙を狙って、特務師団員による、公爵家襲撃後の反省会が屯所で開かれている。


ユリダリス「え~コホン。昨夜の襲撃の反省会を開催する。指名するので当てられた者は速やかに発言しろ。まずはお前だ」

A「はい。団長が奥様を、僕たちからやたらと離そうとするのが面白かったです」

ユ「なるほど。ヤツは意外と嫉妬深かったようだな。これまではそうも思わなかったんだが、意外な一面を見れたな。では次、お前」

B「はい。団長は僕たちを帰そうと頑張っていましたが、奥様がとりなしてくださったのがマジ天使と思いました」

ユ「そうだな。天使のようにかわいかったな。では次、お前たち」

綺麗どころトリオ「「「はい!」」」


 キラキラと輝かんばかりの微笑みを向けてくる綺麗どころトリオを指名するユリダリス。


カ「私たちは奥様に、団長がいかに優秀かということをたっくさん聞かせて差し上げました!!」


 褒めて褒めてと言わんばかりの笑顔で発言するカモミール。


ユ「うん、確かに途中まではそうだったな」


 軽く流すユリダリス。


アン「はい! これまでの輝かしい戦歴をお伝えできたと思います!」


 こちらも見えない尻尾をブンブン振っているようにご機嫌なアンゼリカ。


ユ「奥さん、聞き流してる感じがしたけどな。まあいい。で?」


 続きを促すユリダリス。


アル「『人として』というところで、若干の作戦ミスを犯したように思われます」


 シャキーンと凛々しく自ら犯したミスを報告するアルカネット。それを見てこめかみをひくりと動かすユリダリス。


ユ「若干じゃねえだろ!! それまで俺たちが一所懸命ヤツのいいところを売り込んでたのに、お前ら酔っ払いついでに全否定してきただろうがっ!!!」


 ブチンと何かが切れたユリダリス。


カ「でも団長の人となりは余すことなくお伝えできたと思うのですが~?」

アン「奥様も、しっかりお聞きくださいましたし?」

アル「武勇伝もばっちりでしたよ!」


 そんなユリダリスなどお構いなしな綺麗どころトリオ。


ユ「確実に下がった……。ヤツの奥様内評価が確実に下がった……」

 

 顔を手で覆い、項垂れるユリダリスであった。



今日もありがとうございました(*^-^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ