特務師団会議2 ~また団長抜き~
活動報告より。またまたユリダリスと特務師団騎士たちの会話。
本編42話目、騎士団メンツが公爵家を襲撃(w)した次の日の反省会♪
また団長のいない隙を狙って、特務師団員による、公爵家襲撃後の反省会が屯所で開かれている。
ユリダリス「え~コホン。昨夜の襲撃の反省会を開催する。指名するので当てられた者は速やかに発言しろ。まずはお前だ」
A「はい。団長が奥様を、僕たちからやたらと離そうとするのが面白かったです」
ユ「なるほど。ヤツは意外と嫉妬深かったようだな。これまではそうも思わなかったんだが、意外な一面を見れたな。では次、お前」
B「はい。団長は僕たちを帰そうと頑張っていましたが、奥様がとりなしてくださったのがマジ天使と思いました」
ユ「そうだな。天使のようにかわいかったな。では次、お前たち」
綺麗どころトリオ「「「はい!」」」
キラキラと輝かんばかりの微笑みを向けてくる綺麗どころトリオを指名するユリダリス。
カ「私たちは奥様に、団長がいかに優秀かということをたっくさん聞かせて差し上げました!!」
褒めて褒めてと言わんばかりの笑顔で発言するカモミール。
ユ「うん、確かに途中まではそうだったな」
軽く流すユリダリス。
アン「はい! これまでの輝かしい戦歴をお伝えできたと思います!」
こちらも見えない尻尾をブンブン振っているようにご機嫌なアンゼリカ。
ユ「奥さん、聞き流してる感じがしたけどな。まあいい。で?」
続きを促すユリダリス。
アル「『人として』というところで、若干の作戦ミスを犯したように思われます」
シャキーンと凛々しく自ら犯したミスを報告するアルカネット。それを見てこめかみをひくりと動かすユリダリス。
ユ「若干じゃねえだろ!! それまで俺たちが一所懸命ヤツのいいところを売り込んでたのに、お前ら酔っ払いついでに全否定してきただろうがっ!!!」
ブチンと何かが切れたユリダリス。
カ「でも団長の人となりは余すことなくお伝えできたと思うのですが~?」
アン「奥様も、しっかりお聞きくださいましたし?」
アル「武勇伝もばっちりでしたよ!」
そんなユリダリスなどお構いなしな綺麗どころトリオ。
ユ「確実に下がった……。ヤツの奥様内評価が確実に下がった……」
顔を手で覆い、項垂れるユリダリスであった。
今日もありがとうございました(*^-^*)




