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第91話≡ボッシュートです。



「こっちの素材の方が威力増すんじゃないか?」

「でも、ものすごく重くなっちゃうんだよね」

「あ、それなら使えないか…」


朔はメタルの部屋で一緒に武器作りに励んでいた。

すると朔の背後に怪しい影ができた。


「遊ぶー」

「のぎゃ!?

…これ終わったらって言ってるだろ」

「終わらない、長い、ひーまー」


はぁ…子供っぽいと言うか、わがままと言うか…

あいつ、いつもこんなのを相手したてのかよ…


「お飲み物が出来上がりました」

「飲むけど遊ぶー」

「はぁ…

メタル、ひとまず休憩するか」

「あはは、なんかごめんね」


楽しいから別にいいんだけどさ。


ウォン!!ウォン!!


「ん?何これ?」

「…侵入者だよ。

そろそろ来るかなって思ってたけど…」



『侵入者あり。侵入者あり。

各戦闘員は見つけ次第排除せよ。

英雄の皆さんは博士の元に急行せよ。

繰り返す…』


…どうやら俺が狙ってたチャンスが来たみたいだな。


「私も行かなきゃだけど…

絶対に逃げちゃダメだよ。そうじゃないと大変な事になるから」

「他のやつに見つかってバトルは勘弁だからここにいるよ」

「…ありがとう。

ペルーダ、行くよ」


朔は手を振って二人を送り出した。


「………さて、夜雀」

「わかっております。

この基地の地形はあらかた把握しておりますので安心を」

「流石、俺の執事。

んじゃ、行きますか」


朔はロックされた扉を溶かして部屋を出た。





「さて、着いた」


おー、ガチの研究所みたいだな。

スゲー、感動するわ…。でもさ、この景色って


「侵入者がいたぞー!!」「殺せー!!」


やっぱり、正面から乗り込んじゃったみたいじゃないですか、やだー。


「てか、多くね?」

「まあ、一人一人の実力なきゃあれだけどな」


聖は影からハンマーを取り出して振り上げた。


「相手できるん?」

「だてに萩の相手はしねぇよ!!っと」


ドゴゴゴゴゴ!!


地面にヒビが入っていき崩れた地形が英雄(ヒーローズ)の下っぱ達を倒していく。


「フハハ、まるでゴミのようだ!!」

「お前、今。完全に悪役だからな」


まあ、英雄(自称)と戦ってる時点で魔王的ポジションじゃね?


「怯むなぁ!!

敵はたかが5人!!押し潰せ!!」

『うぉぉぉぉぉぉ!!』


はぁ…めんどい。

俺としては早く親玉に会いたいだけなのにな…


「聖、地盤弱くして」

「あいよ」


ドコッドドドドド…


「でもって『重力操作(グラビテーション)』」


使っててわかった事がこれを2分も掛ければ気を失ってくれるみたいだから残ったのをちょちょっとね。


「二人とも休んでておけ」

「そうさせてもらいますね」


この状況でめっちゃ優雅に紅茶を飲んでいらっしゃるよ、この子は…

その椅子と机は影に常備してるのか?


「魔導師部隊!!」


「おやおや、敵さんは長距離の魔術みたいだが、どうする?」

「お?魔術?

経験値くれ」

「おけ、それたの処理すっから任せとけ」


萩が前に出るのと攻撃の虹がかかるのはほぼ同時だった。


「綺麗だな…」

「癒されますね…」

「お前ら、これが俺らに対する攻撃って自覚してる?」


虹は目前まで来たとき黒いゲートのようなものに飲み込まれて一部の姿が消えた。


ドコォォォォ!!


「あ、爆発系もあったみたいだな」

「はいはい、シールドシールド」


余波を防ぐのも簡単じゃないのにいってくれるよな…


「やったか!?」


「うーん、それはやってないフラグ。

爆弾魔、やっちゃえ」

「誰が爆弾魔じゃ」


と柚汰は言いつつ、弓矢を1本敵陣に向かって放った。


「ほいよ」


ゴガァァァァァァ…


敵の魔術師と共に地面を抉り抜く一撃が戦場を照らした。


「…南無。

流石は爆弾魔だぜ、芸術は爆発なんですか?」

「青春も爆発だな」


敵も大分減ったから入り口(壊れた壁から通路が見える所)も出来てるし、行きますかね。


「…シオン、ちょっとおいで」

「はい、なんで」


ザッパァァァン!!


シオンが座っていた椅子と机は地面からの水柱により破壊された。


「どうやら骨のあるやつが来たみたいだな」


目の前には白いマントを羽織った女の人が立って、こちらに杖を向けてきている。


「初めまして、僧侶(プリースト)のアクアよ。

早速で悪いけどあなたたちにはここで死んでもらうわ」

「あら?あなたはあの時の」

「知り合い?」


ん?アクアってカナダ組があった英雄の一人だっけ?


「あ、あなたはあの時の!?

…ふーん、そんなに男を侍らせていたなんてね。とんだビッチじゃない」

「…私の旦那様は桜さんだけですよ」

「っていきなり抱きつくな!!」


確かバトルの原因が俺とフレイムのどっちがいい男か。だっけか?

…いい迷惑すぐる。


「へぇ、あんたが桜。

フレイムの方がいい男ね」

「何を言っているんですか?

それにそのフレイムさんは見えないみたいですが…」


確かにこの場で強そうなのはアクアって子だけみたいだしな…


「フレイムはこんなところであなた方の相手なんかするわけないじゃない。

だって世界で一番強くてカッコいいのはフレイムだもの」


あれ?なんか横からの殺気がすごいことになってるぞ?


「…あなたには一度わからせないといけないみたいですね」

「あら?奇遇ね。

私もあなたの事は気に入らないよ」


なぜか火の鳥と大型の烏賊が見えた気がした。

桜は恐ろしくなって落ち着いて、後ろの皆に助けを求めることにした。


『お前がなんとかしろ』


いやいや、無理ですって。

溶ける、一瞬にして溶ける自信しかないぞ!!


「桜さん、ここは任せてください。

彼女とお話(・・)がしたいんです」

「い、いや、でも、相手は相当な数がいるぞ」


大半は片付けたがまだまだ多くの敵が立っている。


「ふふふ、安心してください。

これだけの数がいないとハンデにもなりませんから」

…ここは黙って任せるのがベストなのか?


「それにこの子のお姉さんだって早く見つけてあげませんと」

「……わかった。

頼んだぞ、シオン」


さて、行きま


「あ、桜さんちょっと、待ってください」

「ん?どうし」


チュッ


「…えへへ、頑張ります」

「………」


…なんと言うかもう…


「テンションあげるしかないだろぉぉ!!」

「タヒね」「爆発してやろうか?」「ジャイアントとチュッチュッしたい」


ハハハ、今の俺にそんなのは心にナイフが刺さる程度の些細なことだ!!

後、聖。お前はダメだ。


「遅れんなよお前ら!!」

『おう!!』


桜を先頭に四人は走り出した。


「行かせるときゃっ!!」

「邪魔ですよ」


ナイスシオン!!

後は前のやつらを。


「止まれ!!とまらなぎゃぁぁ!!」

「く、くるのぁぁぁぁぁぁ!!」

「俺、帰ったら結こなぁぁぁぁぁ!!」


桜は目の前の敵を問答無用で蹴散らして研究所内に足を進めた。





「いたぞ!!」「こっちだ!!」

「あー、うざったい」


桜は素早く近づいて電流を流し意識を刈り取って行った。


「指先ひとつで~ダウンさ~♪」

「調子にのんな」

「さーすん」


まあ、外よりも多くないのが楽だな。


「こっちです」

「おけおけ」


鎌鼬の案内のもと桜達は確実に心臓部へと近づいて行った。


ん?これは…


|出口←| |→ブラジル|


「……なんで!?」

「まさかのこのネタかよww」


丁寧に看板まで作って…

手が込んでやがる…


「でもさ、原作通りだと」


柚汰は出口の方に踏み出してしまった。


「あ、そっちは」


かぽっ


「へ?ぎゃああぁぁぁ…」


柚汰の足下に落とし穴が出来上がり柚汰は姿を消してしまった。


「…ボッシュートです」

「あっちはトラップなのに…」

「まあまあ、今から助けに」


ゴゴゴゴゴ…


「よ、横の壁が!?」

「やべっ潰されるぞ!!」


と、少しパニックになったが壁は途中でとまりT字路を行き止まりに変えただけだった。


「え、えーと…」

「…なんということでしょう」


ウィン


目の前の壁が横に開け、新しく真っ直ぐな通路が出来上がった。


「遊び心しかないな」

「…あ、柚汰どうしよう」

「それは大丈夫です。下の階に落とされただけで、僕たちも下を目指してますから」


…なんか驚きの連続で疲れてしまった俺がいる。


「さあ、いきましょう。下の階に降りる階段はすぐそこです」


コンクリートでできた1本道を進んでいくと広間のような場所に出たが暗くて全体が見えなくなっていた。


「はぁ…明るくする」

「ぐはは、やっと来やがったか」


ボッボッボッ…


広間の壁についている松明が明かりを灯し部屋全体が見えるようになっていった。

そして、部屋の真ん中には人影も確認することができた。


「待たせやがって」

「お前は…」

読んでいただきありがとうございました!!

誤字脱字がありましたら報告お願いします!!

感想くれたら喜びます!!


英雄(ヒーローズ)の詳細は一通り終わったらキャラ紹介で出そうかなと考えています。

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