第90話≡何してるんですか!?
最近忙しくて…(言い訳)
待っていてくれた方ありがとうございます!!
今回はイチャイチャ回にしてみました。
「…んぁ?
あれ?ここって」
目が覚めた俺は見たことも無い部屋にいた。
…えーと、屋根に上って…
ダメだ、思い出せねぇ。
「あ、朔君おはよう」
「あれ?なんでメタルが?」
朔はまだ起きたばかりで何がなんだかわかっていないようだった。
「朔ー」
「っと、ペルーダ久しぶりだが…何これ?」
ひとまず今は情報がほしいんだよな…
「メタル説明お願いできるか?」
「えーと…
えへへ、拉致しちゃった」
拉致しちゃったって…
なかなか大事じゃないか?
「でも、安心して酷いことはしてないから」
「…どうしてそんな事を?」
「できるだけの大人数を拉致してこいって博士が」
博士?
上司的な人か?
「って建前で本当は私が遊びたかっただけだけどね」
メタルはそう言うと苦笑いを浮かべていた。
「朔、遊ぶー!!」
「まあ、待て待て。
夜雀」
「はい」
夜雀は音もなく朔の後ろに立っていた。
「何があったのか説明くれ」
「はい。まず…」
朔は夜雀から一通りの説明をもらって考えた。
「あ、ここにはいっぱい人がいるから逃げ出すのだけはやめてね」
「……だな」
現実的に考えれば戦闘力がない俺が出ていっても死ぬだけだからな。
適当なチャンスの時に逃げてみるか…
「さて、暇になったし遊ぶか。
夜雀、今は逃げられたもんじゃないからおとなしく捕まっておくぞ」
「かしこまりました」
そう。今はまだ逃げられない。
けど、あいつらなら流石に助けに来てくれるだろ。
桜たちは一人として朔を心配もしていないがそれを朔が知ることはないのだった。
「朔、遊ぶー」
「はいはい。夜雀」
「わかっています」
といっても何して遊ぶかな…
「ジェンガがあるけどどうする?」
「お?メタル準備いいね。
それして遊ぼう」
結局、朔は拉致されている間呑気にメタルたちと遊んでいたのだった。
「たらいもー」
…あれ?朱音とかくると思ったんだけどな。
桜は学校が終わり準備のため少し急いで帰ってきていた。
「おかえりなさいませ。桜様」
「あれ?ケルピーじゃん。
シオンも来てんの?」
「はい。突然の訪問で申し訳ありません」
「そこは別にいいんだけどさ…」
泊まるとかになったらそれはそれでな…
「鎌鼬様ならリビングでゆっくりしておられます」
「あー、今日の事聞いたりした?」
「はい。お嬢様もやる気に満ちております」
「う゛ぇ…
…まあ、わかった」
後で魔法石を追加しておかないとな…
桜はそんな事を考えながら階段を上がった。
「あ、今お部屋にいかれるのは…」
「ん?何か言ったか?」
「いえ、なんでもございません」
早めに着替えておかないとまた水奈に怒られるからな…
ガチャ
「……はい?」
桜の
部屋には女性陣の皆が集まっていた。
だが、問題はそこではなく皆の行動だった。
「あふぅ…
最高です」
「水奈さん。本当にありがとうです」
と言ってる水奈とシオンは桜の布団に寝転んでいる。
なぜか枕やら布団やらに顔を埋めてヘブン状態になっており桜には気づいていない。
「あー、お兄ちゃんに包まれてるみたい…」
朱音は朝に着ていた桜の上ジャージを着て抱き締めて匂いを楽しんでいるようだった。
「これ、あまり引っ張るでない」
「…ここ匂いが強い」
神楽と鳴はジャージのズボンを片足づつ被って何やら楽しそうにしていたが鳴の動きが気になった。
「本当か?どれどれ」
神楽は鳴にのせられズボンの股間のところに顔を埋めた。
「…こう、下腹が疼くの」
…ハッ
「お前ら何しとんじゃー!!」
「あ、クー君おかえりなさい」
「お邪魔してます」
いや、挨拶は大切だって言うけどこの状況では違うだろ。
「お兄ちゃん、おかえり!!」
「なのじゃ!!」
「…とう」
「ごふっ」
色々と油断していた桜は3人の抱きつきに耐えきれず倒れてしまった。
「すんすん…お兄ちゃんの匂いだよ…」
「ん?あの匂いはここからか?」
「…にぃ、おかえりのちゅー」
朱音が上半身を固定し、神楽が下半身を固定。
とどめに鳴が顔を固定し完全にロックした。
「お前ら、離れろー!!
特に神楽そこはダメだ!!」
「癖になる匂いじゃ…」
…なにこの羞恥プレイ。
神楽も何ほってりした顔になってるんだよ!!
「…ぺろ」
「あーむ」
「のわー!?
二人とも変な事すんな!!」
鳴は首筋を舐め、朱音も首筋を甘噛みしてきた。
「いい加減…離れろやー!!」
「わ!?」「…わぁ」「くっ」
桜は自分中心に風をおこし3人を吹き飛ばした。
吹き飛ばすと同時に急いで立ち上がり追撃を警戒した。
「ぶー、お兄ちゃん酷いよ」
「兄上よ、ペロペロはせぬからクンカクンカさせるのじゃ」
「…私はペロペロする」
「させるか!!」
…なんで俺は家に帰ってまで疲れてるんだよ。
「クー君は騒がしいですね」
「私たちみたくまったりとすれば
…ふぅ」
「おい、そこ。何してる」
なんか最近皆がゾンビちゃんみたいになってる気がしてならないんだが…
「もう、いいや。
俺そろそろ着替えるからさ」
「わかりました」
じーーーー
「なんでガン見してくるの!?」
「兄上よズボンはわらわに寄越すのじゃ」
「上着は私かな?」
「でしたら私はシャツを」
「…パンツ」
「全裸にする気!?」
って、そんなことよりも…
「はよ出ていけー!!」
桜の叫びが家に響き渡った。
「で、なんでお前が来てるんだよ」
「旦那様に会いに来るのに理由がいりますか?」
「誰が旦那だよ」
はぁ…こんなタイミングじゃなくてもよかっただろうに…
「…どこまで聞いたんだ?」
「皆が知ってる程度は知っています。
私も英雄に倒したい相手がいますのでついていきます」
…確定なのね
「それに少しでも戦力が多いほうがいいですよね?」
「わかったわかった。
シオンがいるのは俺も助かるしな」
褒められてくねくねとしているシオンを放っておいて庭に出ていった。
「クー君、何をするんですか?」
「魔法石でも作るの?」
「それもあるけど今回はちょっと特殊にね」
桜は手を掲げて太陽の光が石に当たるようにした。
でもって光の魔術を組んでから…
桜が手を上げてから数分後、一息ついた。
「ほい、完成。
水奈ー、悪いけどなんか飲み物お願い」
「何がいいですか?」
「アイスティーお願い。砂糖だけでいいから」
「わかりました」
さて、後は夜を待つだけか…
「兄上は今回何を作ったのじゃ?」
「魔法石じゃないんですか?」
「ああ、今回作ったのは魔法石じゃないんだよね」
桜の手元にある石はオレンジ色の柔らかい光を放っていた。
「見たことがないの」
「…太陽石ですね」
あ、これの正式名所って太陽石って言うんだ。
なんというかまんまだな。
「太陽石?」
「はい。太陽の光と同じ光をだす石で滅多に見つかるものではないんですが…」
だからそのジト目を止めろ。
「太陽の光を使う仲間がいるからね。
後は夜まで人数分の魔法石でも作っておくよ」
「クー君、紅茶です」
「おう、ありがとう」
桜は皆が見ているなか魔法石を作りまくった。
皆も暇だったのか桜の魔法石を他の人が来るまでずっと見ていた。
「さて、全員揃ったみたいだな」
全員に魔法石を渡して柚汰には月光石。
サキュバスちゃんには太陽石を渡した。
月光石とは太陽石の月バージョンだ。
「皆、準備いいかな?」
『いいともー』
うん。こんな時の皆のノリは大好きだ。
「って訳で鎌鼬、案内よろしく」
「…本当にいいんですか」
「ああ、頼んだぞ」
「…わかりました」
案内されれば各自で暴れると思うから別にな…
「でもさ、アジトってどこにあるんだ?
結構な距離があったりするんじゃないか?」
「まあ、鎌鼬も歩いて三週間だっけ?」
逆によくそんなに放浪できたと思うけどな。
「…歩くの」
「なわけ。
もう、ワープできるようにしてるから大丈夫」
これも試したい魔方陣の1つだしな。
「桜さん、ちゃんと守ってくださいね」
「残念ながら俺はか弱い女の子しか守ろうとは思わないんでね」
シオンがか弱いとは俺はまっっっったく思わないけどね。
「んじゃ、ワープしておけ?」
見回すと皆が頷いた。
「そんじゃ、レッツゴー!!」
『え?』
皆の下が光だし、謎粒子が浮き始めた。
そして、一瞬に全員の姿が消えた。
読んでいただきありがとうございました!!
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3月は忙しくなりそうなんで更新遅れるかも知んないっす。




