第67話≡今日も日本は平和だな
友人にガルシオンの話し方がビッチ臭しかしないって言われたので普通に直しました。
皆様にはわかりづらいかもしれませんがこれで通します。
ひとまず、ガルシオンはおっとりとした話し方をすると言う事はわかってください。
最後に一言
日本語って難しいね!!
水奈と寝てから数日後
桜は高校三年生に上がり、変化のないクラスメイトと教室を眺めていた
「今日も日本は平和だな…」
「何いってんだ?」
「いやさ、こういういつもの風景を見るとついさ」
さてと…今日寝れる時間は…
「桜さん!!」
「おわっふ。ビックリしたな…どうしたシオン」
何やら考えてこんでいると思っていたガルシオンが急に起き出して桜に詰め寄った
「朱音さんに聞きましたよ!!
私だってイチャイチャとしたいですよ!!」
「え?桜、遂に家族にまで手を出したか…
警察に通報を」
「せんでよろしい」
はぁ、新学期早々シオンとは席隣だし、なによりダチが後ろってのがな…
「シオン、あれは俺の家族なりのふれあいだ、コミュニケーションだ」
「でしたら将来私の家族になる桜さんとコミュニケーションをとりませんと」
「ごめん。激しく何を言ってるかわかんない」
なんで、俺がシオンの家族になるんだ?
「そんな照れなくても…」
「いやいや、微塵も照れてないから。
ひとまず友達であるシオンの言うことを聞かないといけないってのはおかしい」
ガルシオンは桜の言葉にむっとしてしまった
「あ、そうだ」
「な、なんだ?」
ガルシオンは桜の耳のそばで話始めた
「本部だけでなく、ここでも孤立させてしまいますよ」
「………」
…こいつにはうちの家族から弱味が提供されてるからな
「…具体的には」
「体育の時間、私以外と組めない程度には」
「よし、シオン。1つだけなら聞いてやってもいい。1つだけな」
ここでもぼっちなんか洒落にもならん。
それにシオンがどんなネタを持ってるかもわかんないしな
「ふふふ、取引成立です」
「シオン、あれは脅迫っていうからな」
するとガルシオンは携帯をいじり始めた
「よし、桜さん。明日の土、日とスケジュールを開けておいてください」
「って、さっそく使うのね」
「もちろんです。私だってイチャイチャしたいですもの」
…なんだろう急激に予定を入れたくなってきた
「…シオン。もし予定が入ってできなくなったら?」
「抹消です。……社会的に」
ひ、ひえーーーー
後、シオンその意味ありげな黒い微笑みは止めてくれ!!
「…絶対に開けておきます」
「ふふふ、楽しみですね♪
早く明日になればいいんですけど」
落ち込む桜とは裏腹にガルシオンは珍しくはしゃいでいた
「それよりもシオンちゃん。桜なんか連れて何するんだ?」
なんかとかつけるな!!悲しくなるだろ
「実はここに行きたいと思いまして」
ガルシオンは鞄から雑誌を取り出してそのページを開いた
「ディ、ディ○ニーランド?」
「はい」
「なんでまた」
「楽しそうじゃないですか。それにデートスポットだって…」
ガルシオンはチラッと桜を見た
「…ふぁ……眠」
「はぁ…こんな調子ですからね」
「あはは、俺からも応援させてもらうよ。
ほら桜!!シオンちゃんが休日に行くのは夢の国だってよ」
友達は桜の背中を叩いて注意を引いた
「昼休みの時間が一番だるいんだからな?わかってんのか?おん?」
「おん?じゃねーよ。シオンちゃんが夢の国に一緒に行きたいんだってさ」
「友達…俺にはどこに行こうが拒否権がないんだよ…
この意味がわかるな」
友達は満面の笑みで桜の肩に手を置いた
「リア充は爆発しろ」
「ふぁ?何で!?」
どうして、友達には俺が拘束されてる身だとわからないんだ !!
「いいよな…俺も欲しいよ」
「友達…お前ドMか?」
スパンッ!!
「…酷い」
「お前が悪い。な、シオンちゃん?」
「はい。大体は桜さんが悪いです」
うぇーい。俺には味方がいないのかー
「って訳で明日は居なくて明後日の…夜くらい?に帰ってくるから」
『…あーかーねー』
「ご、ごめんなさーい!!」
朱音に皆が群がり始めた
~♪
電話?…シオンだろうな
「ほいさー」
『あ、桜さん。明日の事で色々と報告しておこうと思いまして』
「はいよ。
あ、そう言えばあっちに1拍するっぽいけど、ホテルとかどうする?」
『それなら既に近くのホテルを予約してますから平気です』
…準備がお早いことで
『明日は8時30分発の新幹線に乗りあちらにつき次第チャーターしている車がありますのでそれで向かいたいと思います』
…計画もしっかりなされている
『質問はありますか?』
「…あ、チケットとか」
『すでに2枚、手配済みです』
「ん?2枚?」
『はい。行くのは私と桜さんだけですから』
桜は指で電話の声のところを押さえた
「皆ー、俺だけみたいだからお留守番な」
『え?』
桜はまた電話に戻った
「悪い。ちょっと話してた」
『いえ、大丈夫ですよ。
桜さんは着替えと財布を持っていただければ大丈夫かと』
「そうか?わかった適当に準備しておく」
ひとまず携帯の充電器は持たないとな
「のわっと」
『どうしたんですか?』
「いや、何でもないっよ。
それよりも明日の朝何時?」
『8時に迎えの車が来ます』
となるとそれよりも前にシオンの家か
『車は桜さんの家に行きますので私から行きますね』
なぜうちなんだ…
「まあ、大体はわかった。それじゃ明日」
『はい。お休みなさい』
桜は電話を切ってため息をついた
「で、お前らは何で俺に抱きついたんだ?」
桜の回りには桜に抱きついている女の子達がいた。
途中変な声が出たのも抱きつかれたのに驚いたためである
「…にぃ成分。補給」
「気になってたんだがそれ何?」
「それがないとわらわたちは生きていけないんじゃ」
いや、名前からしてそれほど重要な成分じゃない気もするぞ?
「ひとまず離れてくれ動けん」
「退いたら今日一緒に寝てくれる」
「断る」
「ならいやー」
…マジで動けない上に俺の息子が起床しかけてるんだが
「ほ、ほら。俺も辛いから座ろうか」ナデナデ
これでダメなら俺は死にたくなるほどの体験をするわけだ
「ん♪
仕方ないなー。でも逃げられないからね」
「そうじゃな。退ける代わりにもっときちんとわらわを撫でるのじゃぞ?」
「…にぃが辛いなら仕方ない」
桜は朱音→神楽→鳴の順番に撫でたが効果は絶大だったようだ
「クー君」ポンポン
「水奈さん?それは」
水奈はソファーの上で正座して膝の上を少し叩いた
「いいから寝てください」
「いや、だから」
「明日の朝食どうしましょう?」
桜は急いで水奈の膝枕に厄介になった
「ふふふ、クー君は甘えん坊さんです」
「…女の子って怖い」
「何か言いました?」「いえ、なにも」
すると桜とソファーの隙間に神楽がその反対側に鳴が
上に朱音が乗ってきた
「熱い」
「わらわは調度いいから少し我慢して欲しいのじゃ」
「…落ち着く」
「気持ち良いね」
すると何を思ったのか正面の方にいる鳴は顔の方に移動し、朱音は腕を足の間に挟んだ
「…落ち着く」
「そうだね。落ち着くね」
桜は心の中で明日の事を必死に考えた
「ふふふ、クー君♪」ナデナデ
「うぅ…わらわも…そうじゃ」
水奈は桜の頭を撫でて、神楽は背中のシャツの中に入ってもぞもぞとしている
…落ち着け。
あれだ新しい魔術でも考えよう
桜は団子の中でひたすらに魔術の事を考えてどうにか事なきを得た
チュンチュン…カーカー!!
「…どうして邪魔をするかな」
桜の目覚めはカラスによって少し悪いものとなっていた
「今は…6時…まだ寝れるな」
桜は布団に入り抱き枕のようなものに抱きついて寝た
時刻は7時
「ふぁ…よく寝た
シオンが来るのは8時…余裕だな」
桜は布団から起き上がろうとした
むにゅ
「きゃう!!」
「………」
桜が布団を剥がすとそこにはガルシオンが涙目で顔を真っ赤にしていた
「さ、桜さんは狼でひた!!」
「滑舌が回ってない上に何を言うか」
ガルシオンはひとまず桜の前にちゃんと座った
「お、おはようございます」
「おはよう。またケルピーか…」
あのやろう、またピッキングして入ってきやがったな…
「ひとまず約束事だから聞こう。
どうして俺の布団に」
「はい。実は桜さんと眠りたくなったので夜這いをかけました」
うん。そこがすでにおかしい
「桜さんは布団の中に入っても起きなかったので私は添い寝をすることにしました。
桜さんは抱き枕として優秀なのでついつい抱いてしまいますが仕方ないことです」
頼むから俺にどこら辺が仕方ないのか教えてほしい
「そして、桜さんを抱いて寝ていると桜さんが起きようとしたので急いで放しました。
でも、桜さんは起きたのはいいもののそのまま寝てしまい、あろうことか私を抱き枕にしたのです」
……あの時かぁ
「主導権を握られたのは初めてだったので何も出来なかったですが…その…ありがとうございました。気持ちよかったです」
「です。じゃねーよ!!なにこれ恥ずかしさで死にたい!!」
ガルシオンは布団を被って目だけだした
「汚されてしまいました…
責任を取ってくださいね?」
「いやいや、汚されてって」
「あんな力強い抱擁は初めてです…」
ガルシオンは本当に恥ずかしいのか凄くもじもじとしている
なにこの生き物。可愛い
じゃなくてだな
「シ、シオンも俺の抱き枕にしてたんだろ?おあいこじゃ」
「桜さんは変態さんなのでダメです」
…今の俺は泣いていい
「それじゃあ、どないしろと…」
「…ギュッてしてください」
ぶおふぁ!?
ダメだ!!これ以上は犯罪になる!!
その時桜の心の中に二つの意見が葛藤をし始めた
悪魔「いいじゃねーか、このまま押し倒そうぜ!!
そして童貞なんか捨てちまえ!!」
悪魔君、君は何て事を!!
天使「ダメです。まずはきちんと優しいキスをしてからでないと準備ができません」
天使君!?君本当に天使!?
悪・天「誘ってるんだくっちまえ」
ダメだこいつら。早くなんとかしないと…
「…してくれないと、朱音さんたちに言いますよ。桜さんが狼になったこと」
「くっ…わかった。わかったから落ち着かせてくれ」
桜は深呼吸をして覚悟を決めた
「よし、いくぞ」
「は、はい」
桜はゆっくりとガルシオンを抱き締めた
「もう少し強くお願いします」
「これくらいか?」
「はい」
桜が抱き締める事30秒。ガルシオンの息が荒くなってきた
「大丈夫か?」
「だ、大丈夫です…桜さん。ありがとうございました」ハァハァ
桜が離れるとガルシオンは顔を真っ赤にして息も荒かった
「たく。お前今完全に危ない人だからな」
「桜さんの抱き締めが悪いんですよ」ハァハァ
ガルシオンは窓の方に向かって窓を開けた
「すぅ……はぁ。もう大丈夫です」
ダッダッダッダ…
「シオン、ドアの近くにはいくなよ」
「は、はい…」
ガチャ!!
「お兄ちゃん、おはよう!!」
「おう、おはよう」
朱音は桜があぐらをかいてベットに座ってるのを確認して走って桜の足の上に乗った
「えへへ、おはよう」
「う、うん。おはよう」
二度目…
「あー、シオンがいる…さてはお兄ちゃんと寝てたでしょー」
「はい。桜さんは抱き枕として優秀ですからついつい」
「あー、凄くわかるよ」
なぜわかっちゃうし…
「でも、桜さんにギューってされるのもいいですよ」
「本当!?…お兄ちゃん!!」キラキラ
「………」
「お兄ちゃん!!」キラキラ
ダメだこれは何かが折れる
「わかった。一回だけな」
「うん!!」
桜は朱音のお腹に腕を回してギューっと抱き締めた
「ほわぁ……」
「はい、終了!!
これ以上は俺がもたない」
朱音は少しボーッとしていた
「朱音さん。どうでした?」
「なんかもう…最高だった。
びっくりするくらいにほわぁってなった…」
ごめん、全然伝わって来ないや
「朱音さん。これを誰にも話さないと独り占めできますよ?」
「!?お兄ちゃんもシオンも内緒だからね!!いい!!」
これはなしても良いこと俺にないじゃん
「わかりました」「いいけど…」
「よし、それじゃ私は下に行ってるよ…
お兄ちゃん後でもう一回…」
「今日も時間ないから無理かな」
朱音は頬を膨らませてしまった
「ほら、下いかなくていいのか?」ナデナデ
「うぅ…今回はこれで許すけど次はないからねー!!」
朱音は風のように走って桜の部屋を出ていった
「…朱音、その捨て台詞はなんか違う」
「桜さん。あのギューって言うのは中毒性が高いですから気をつけてくださいね」
こんなのに中毒とかあるのか?
……あるわけないか!!
桜はガルシオンを誘って1階に降りるとケルピーが優雅に紅茶を飲んでいた
「お嬢様、おはようございます。よくお眠りになれましたか?」
「はい、お陰さまで。ありがとうケルピー」
「いえ、滅相もありません」
するとまた紅茶を飲もうとしていた
………よし
桜は素早くハリセンを作ってケルピーを叩いた
「む」
パシーン!!パン!!
ケルピーは真剣白羽取りに失敗し見事桜に叩かれていた
「いやはや、桜様の攻撃は早い」
「お前がまたピッキングしてシオンを入れたんだろ」
「桜様、家族を大切にするのはわかります。大切な事です。
しかしお嬢様の事も大切にして欲しいのです」
その間に神楽と鳴が桜の足に引っ付いた
「ですからこれからもピッキングを頑張ろうかと」
「よし、ケルピー覚悟はいいな?」ビリビリ
「すいません。それは勘弁してほしいです。
ですがやはりお嬢様も大切にしてほしいのは事実です」
ケルピーは紅茶を飲んで一息ついた
「わかってるさ、だって大切な……友人…かな?」
部屋全体からため息が聞こえた
「シオンさん。壁は分厚くて高いですよ」
「試練は困難なら困難なほど燃えるものです」
桜はよくわかっていなかったが足元にいる二人と水奈に挨拶をした
「さて、朝ごはんでも食べるか」
「はい。シオンさんの分もありますからどうぞ食べていってください」
こうして桜が旅立つ前にいつもの家族+αでいつもよりも賑やかな朝食となっていた
読んでいただきありがとうございました!!
誤字脱字がありましたら報告お願いします!!
感想くれたら喜びます!!
1部で済ませるはずが2部めにも突入したよ!!
シオンはこれからゴリッと出番も減ってしまうのでいっぱい出しておかないと…




