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俺の知ってる日常はどこか違う  作者: Mgl5566l
始まりの銀色
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第5話≡魔術教室だって?やったー!!

オリジナルはなかなか書きづらいですね


短めかもしれません



「で、これはなんですか?」ジャラジャラ


桜は両手が伸ばせる程度の長さがある手錠を手につけ、足には何かをはめられ、ブレスレットを数個つけ、穴を開けないタイプのイヤリングをし、指輪を全部の指に装着していた


「極悪人御用達の魔術制御アイテムじゃな。こんなにつけてるやつは見たことが無いがの」

「…俺何もしてませんよね?」

「お主のマナを解放して魔物共がゴロゴロ集まられても嫌じゃからな。お主が使い方に慣れればすぐにでも取り外せる、安心せい」


安心できるかー!!俺今完全に危ない人だからな!!

しかも手錠はジャラジャラ五月蝿いし!!


「それじゃ始めるかの…」


マスターは俺の額に手をつけて何かを唱えた


「お?おお?」

「五月蝿いわい。少し黙っておれ」


マスターの手から何かが流れてくるような感覚がした後、体の内側から暖かいものが全身に広がっていく感じがした


「…終わったぞい。

魔術ランクは…うむ、A+になっておるの」

「…今ので終わり?」

「何を言っておるか?これからがめんどくさいんじゃぞ」


ぐえー、これからが本番かよ…


「まずは…お主には新しい名前を決めてもらわないといかんのじゃが」

「新しい名前?」

「本名がわかれば魔術で呪いをかけたり、相手の住所を調べあげ殺すこともできるようになるからの新しい名前を決めた方が身のためなんじゃ」

「…それは確かに決めた方がいいですね」


知らないやつにストーカーされてグサリ…うん、嫌だ。


「そうじゃろ。そこで決めてもらうんじゃが…何か思い付いたか?」


っていきなり言われてもな…こう、しっくりくるのが


「早くせんかい。わしが勝手に決めてもいいんじゃぞ」

「…待ってください。すぐに…えーと」


…なんかないか

…いつも使ってるユーザー名を思い出せ…


「遅いわ!!もうわしが決めるぞい!!お主は「くー!!」じゃ」

「……はい?すみません聞こえなかったんでもう一度お願いします」


マスターが話すと同時に犬(?)が鳴いて桜は上手く聞き取れなかった


「…クーか…よし。お主の名前はこれから『クー』じゃ。よかったの」

「…マジですか」

「ポチが折角くれた名前じゃ異論は認めんぞ」


…名付け親が犬(?)って事かよー!!

えー、なんかそれ…えー


「名前は『クー』っと後はお主がここら辺に書いてくれればいいんじゃ」


桜はひとまず書けと言われたところに30分かけて書ける範囲で書いた


「…終わりました」

「ギルドカードももう少し楽にできればいいんじゃがな……訂正箇所はないの。

次に奴隷じゃがお主はもう持っているから平気じゃな…烙印も出てるしの」


烙印?なんぞそれ?


「魔物と契約をかわした者の体の一部に烙印と呼ばれるものがでてくるじゃが、これはマナを解放しないと見ることができないんじゃよ」


体をよく見ると右手の甲に白い槍のような模様ができていた


「紋章というものは大体がその奴隷の得意な武器が描かれているんじゃよ」


となると、銀狼の得意な武器って槍でいいのか?


「さて、クーよ。お主がギルドカードを作ったということはお主はもうこの『魔物対策連合東日本支部本部』の一員となったわけじゃ、歓迎するぞ」


正式名称長っ!!しかも本部なんだここ


「わしはこれからお主のギルドカードの作成に移るからお主はお主で好きに動くといい。出来上がったらデビルを使いに出すから来るように」

「は、はい。わかりました」

「クー様こちらを」


メイドさんが渡してくれたのは黒く長いローブとこの『魔物対策連合東日本支部本部』の地図だった


「今のお主は見映えがの…ひとまずそれを着ておれい」

「ありがとうございます」

「気にするでないわ。それじゃまた後での」


桜は一礼して部屋を後にした


…ひとまず柚汰に連絡するか




「柚汰俺はどうすればいいんだ?」

「うん。まずは説明してくれ」


桜は大雑把に部屋であった事を柚汰に説明した


「そういうことならまず名前を教えてくれ。俺は『シキガミ』って名前だ」

「あー、俺は『クー』になっちまった」

「なっちまった?」

「聞かないでくれ…それじゃ柚「シキガミ」

…シキガミ。まずはここらへんの施設について教えてくれ」

「そうだなまずは…」


シキガミの話をまとめると


本部

魔物の討伐依頼が入って来るところで大体の手続きはここですませるそうだ


バトルフィールド

魔術者同士が結界の中でバトルすることができ、結界の力で死ぬことは無いらしい

結界について詳しく聞いたが何も知らないとの事だ


屋台通り

アイテムや武器、食べ物等買うことのできる。

物は大体がここで売ってるらしい


「細かく分けるともっとあるけど大まかにはこんな感じだな」

「へー…本部の手続きはどんな風にやればいいんだ?」

「それは本部にいる受け付けさんに聞いてくれ」

「りょーかい。

それで、今日はどうする?」

「そうだな…魔術の使い方でも教えてやるか?」

「え?そんな高度な事できるのか?」


俺としては願ったり叶ったりなんだが


「基本魔術で怪我した人なんてほとんどいないから大丈夫だ。バトルフィールドに行くか」

「wktkだ」


桜と柚汰はバトルフィールドへと向かっていった




「俺が使えるのは火と風で目に見えて分かりやすいのは火だから火で教えるぞ」


柚汰かは手の平に魔方陣を描き火の玉を出現させた


「なんか魔方陣とかってやりずらそうだな」

「は?魔方陣?俺はそんなの使ってないぞ」

「え?いやでも…」


あれー、魔方陣が見えたんだけどな…


「いいか。魔術はあれだ、イメージだ。

手の平に火の玉があるイメージでできと思うが時間はかかるぞ。俺でも一週間はかかったからな」


柚汰の事話されても基準がわかんないんだが


「普通だったらどれくらいなんだ?」

「二、三週間はかかるらしいぞ」


二、三週間か…

その間手錠してるのはやだな…


「ま、何事も挑戦だ、やってみろよ」

「お、おう。…えーと」


火の玉のイメージ…そういえばこいつが使ってた魔方陣ってどんなだっけかな?


「うーん」


桜は柚汰が出していた魔方陣をイメージした


「ははは、頑張れ頑張れ。

最もそんなに早くできたらすごいけどな」


魔方陣…魔方陣…お?手の平になんか流れてるような…


「こうか?」


ボッ


桜の手の平に火の玉が現れた


「は?…いやいやいやいや」

「水は…あ、こうか」


桜は手上の「玉の属性を変えて遊んだ


「お前なんで一日で基礎をマスターしてるんだよ!?」

「…想像力?」

「お前なら妄想だろうが!!」


うっ…否定できん


柚汰は頭をぽりぽりとかきながらため息をついていた


「…折角だから攻撃できる魔法も見せてよ」

「まあ、時間はあるし見せるだけ見せてやるよ」


柚汰は石を遠くに投げ、石の回りに魔方陣が展開し始めた


「よっ」


ドコォォォォン…


石が空中で爆発した


あ、これが風でこれが火か…魔方陣が複雑になってるから複雑になればランクがあがるのか?


「ドヤァ…」

「うぜぇーよw」


でも柚汰には魔方陣が見えないみたいなんだよな…

まさかこれか?


「柚汰もう一回やって」

「シキガミって言え」


柚汰はまた石を遠くに投げて爆発させてくれた

その間に桜は右目を瞑ったり左目を瞑ったりした


右目を隠して見えないって事はやっぱり右目が原因か


「ありがとう、ゆ…シキガミ」


桜は転がっている石を手に持って水と風の魔方陣を少し複雑に組み合わせた


「とー…せい!!」


ひゅーん…ころころ


石を投げたが何も起きることはなかった


「ありゃ?」

「初めてで基本ができただけですごいって…

難しいのもすぐにできるんじゃないか?」

「やっぱりもう少しかかるか…ん?」


魔方陣の色が青と緑が混ざりだした


パリーン…


「おお…」

「…自信無くなってきた」


石を中心に氷の棘が柱を作り上げた


「シキガミ…ねえねえ今どんな」

「うるせー!!魔法だけじゃ勝負になんないんだよ!!これはもうあれだね、武器持ちで勝負しようか!!」

「うわー…大人げねー」

「うるさい!!俺に勝てたら今日の飯代はちゃらにしてやるよ」

「俺が負けたら?」

「それはなしでいいよ、そっかこまで鬼畜じゃねーから」


…武器とか全然考えてもいなかったわ…どうしよう


「あ。俺金無しだから」

「あーそうか…んじゃ明日してみるか」

「いやだから」

「安心しろ。明日わかるから」

「はあ…」


まあ、明日発覚するみたいだしいっか


「んじゃシキガミのパーフェクト魔術教室お願いします」

「止めろよ、その言い方!!なんか俺バカっぽいじゃん!!」


桜はそれから一日かけて魔術を学んである程度は使えるようにはなった


いやー魔方陣も何故か簡単に覚えられるしマナは尽きないしすごいね!!

あれ?なんか違和感が…気のせいか

読んでいただきありがとうございます!!

誤字脱字がありましたら報告お願いします


修正

ペイント→刻印→烙印

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