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俺の知ってる日常はどこか違う  作者: Mgl5566l
激突する四色
37/115

第34話≡か、完璧だ!!

今回で終わると思ったら終わらなかった!!

文を省略して書くことが出来ない作者です。


本当すいません。反省はしています



「うっはー、疲れた…」

「疲れたー」


ソファーに寄りかかった桜の上に影から朱音がダイブした


「お前何もしてないだろうが」

「…周りの視線に耐えるのが辛いんだよ」

「それはボッチの宿命だ。諦めろって」


ベランダから萩と朔が入ってきた


「それはそうと…朱音!!なにやっているんですか!!」


桜の影から出てきた水奈が朱音に怒り始めた


「お兄ちゃん成分の補給中~」

「お兄ちゃん成分って何!?」


朱音はそういいながら桜の腹に頭を押し付けてる


朱音さん、そこ鳩尾です。さっきから地味に痛いですよ


すると萩の影からゾンビが飛び出してきた


「説明しよう。お兄ちゃん成分とは桜様に抱きつく事で得られる成分の事です。

そして私はご主人様成分を取るところです」


ゾンビは萩の影に手を入れ違う男物のパンツを取り出して頭に被った


「ちょっ、ゾンビちゃん!?」

「あはは、ゾンビちゃんは変わらないなって朱音そろそろきつい!!」


桜の我慢が限界に達し朱音をひっぺはがした


「だったらこうだ!!」


朱音は素早く体制を変えて桜足に股がり正面から抱き締めた


「これならいいでしょ?」

「いや、ダメだ…水奈さんも何してるんですか?」


桜はじぶんの後頭部に柔らかい何かが当たっているのを感じていた


「ク、クー君成分を取ってるだけです…」


水奈は後半の声が裏返りながらそう言った


「…なあ、今なら警察に連絡できると思うんだが」


桜達が奴隷と戯れてる光景をみて朔がジト目でそう言った


「ほら二人とも朔がああ言ってるし離れてくれ」

「えー、でもゾンビが

「他人の視線なんて気にしたらやりたいことが出来ない!!」

って」


…ゾンビちゃん、何変なこと二人に吹き込んでるのかな?


桜が笑顔でゾンビを見るとゾンビは冷や汗をかきながら視線を反らした


「朱音、クー君を困らせてはいけませんよ」


水奈は離れはしたが桜の頭を撫でながらそう言う


「邪魔にならない程度にクー君成分を補給すればいいんですよ」

「なるほど!!」


いや、なるほどじゃないが


朱音は桜から離れて隣に座り腕を抱き締めた


「…家では皆、好きに動いてもいいって事になってるからさ」

「…お前ら俺に対する当て付けか?」


朔は桜達を睨みながらそう言う


「あ。…朔も奴隷を自由にさせていいからな」

「お前今気づいたろ。俺がお前らを睨んでる理由気づいたろ」

「…あ、俺もわかったわ」


どうやら桜と萩は朔が奴隷を出さない理由に気がついたようだ


「ほら、紹介もかねて出そうぜ」

「クソが。お前絶対わかってやってるだろ

出てきていいぞ、夜雀」


朔がそう言うとイケメンな執事が朔の後ろに朔より目立たないように立っていた


「お呼びでしょうか?マイロード」


おお、この人が朔の奴隷の夜雀なのか

なんか凄い人だな


「自己紹介よろしく」

「私の名前は『夜雀(よすずめ)』。

今は朔様の執事をさせていただいております。」


言い終わると完璧な一礼を済ませる夜雀


「す、凄!!」

「夜雀、こいつらは俺の友達だから」

「かしこまりました。

ご友人の皆様、何かありましたら私し目に」


そう言ってまた綺麗な一礼をする夜雀

するとなぜかゾンビの動きが怪しくなった


「夜雀×朔様………」ブシャー!!

「「ゾ、ゾンビちゃん!?」」


なんとゾンビちゃんが大量に鼻血を出して倒れてしまったのだ


え?なんで?え?


「ゾンビちゃん…どうして…」


萩がゾンビを抱き抱えながら聞く


「…ご迷惑をかけてすみません…しかしこれは大切な事なのです」


夜雀がどこからともなくポケットティッシュを出して萩に手渡した


「ありがとうございます」

「お気になさらず」


夜雀はそう言うと朔の隣に戻っていった


本当この人イケメンだな…


ティッシュを鼻に詰めて止血したゾンビちゃんはなぜかホクホク顔で立ち上がった


「すみません。つい興奮してしまいまして」

「興奮?何か興奮する要素って…まさか」


その時桜、萩、朔に電撃が走った


「はい。つい朔様達で想像を…」


こいつ腐女子だ!!

物理的にも腐ってやがったがそこだけじゃなかった!!


「…まさか、ゾンビちゃんって腐女子?」

「いえ、主が持てましたから貴腐人です」


ゾンビが堂々と笑顔で宣言する


そこ堂々とするところじゃないよ…


しかしその趣味を聞いて桜よりも驚いた人物がいた


「その…ドンマイ」

「………」


萩だ。

彼はボーっとゾンビを見るだけで答えてくれなかった


「いや、その。ゾンビちゃん。俺はちゃんと女の子と結婚するから…」

「当たり前です。ご主人様は私と契りを…キャ」


ゾンビが顔を染めながら照れている

その光景を見て桜が口を開いた


「あれ?ゾンビちゃんは腐女子なのに良いのか?」

「私は他人の男の人達が交わってるのが好きなので。

ご主人様がその道に進んだら私首吊って死にます!!」


ゾンビは自分の首を切るようにジェスチャーした


「いや!!君もう死んでるじゃん!!」


ゾンビのボケにしっかりとツッコミを入れる桜


「あ、そうでした。私としたことがつい」


そしてゾンビは朔達の方を向いた


「ごちそうさまです」


ゾンビが満面の笑みで朔達にそう言った


「いやいやいや!!何がごちそうさまです。だよ!!

被害者俺達だけじゃん!!」

「私はいつでも主と共にあります。その点では交わってると言っても過言では」

「過言だよ!!」


夜雀は微笑みながら朔にそう言った


「やっぱり交わって……ふが」ブシャー!!


ゾンビがまた鼻血を出して倒れた

そこに人が殺到し朔は萩からの冷ややかな視線に気づき慌てて誤解を解こうとしている


「夜雀さん。あなたこの状況楽しんでますね?」

「主は他の奴隷の前では私を出してくれませんからはめを外してしまいました」


夜雀は凄く楽しそうだ


「それから桜様。私の事は夜雀と。敬語も不要です」

「ん。了解」


それだけ言うと夜雀はまたどこからともなくティッシュを取りだしてゾンビの元へと向かった


「水奈。朔が俺らとは違う世界の住人とかってのはどうでもいいとして、

人数分の飲み物用意するから手伝って」


桜が水奈にそう言うと夜雀の目が少し光った


「桜様。お飲み物の手配は私にお任せしてはいただけませんか?」

「夜雀はお客さんって立場だけどいいのか?」

「構いません。私は執事です。皆様に尽くすことが執事の仕事ですから」


夜雀はハキハキと言った


「それならよろしく。水奈をアシスタントにつけようか?」

「お恥ずかしながらまだここがわかりませんのでお願いします」

「わかった。水奈ちょっといいか?」


桜は水奈に事情を話すと水奈はすぐに了承してくれた


「皆様何をお飲みになりますか?」

「お茶」「「「紅茶」」」「ご主人の唾液」「オレンジジュース!!」「なんでもいいです」


夜雀の質問に皆が一斉に答える


ん?なんか変なのが一つ混じってた気が…


「亡霊様。それは手配することができませんので他の物でお願いいたします。

萩様は紅茶はお飲みになられますか?」


やっぱり変な事言ってたのってゾンビちゃんか…

てか全員ほぼ同時に答えたのに聞き取ったのか…凄いな夜雀


「飲んでみたかったのになー。それじゃあ私もお茶で」

「かしこまりました。萩様はいかがいたしますか?」

「それじゃ俺も紅茶で」


夜雀はそれを聞くと水奈を連れてキッチンに向かっていった


「あ、お菓子ってあったけ?」

「もちろん買ってあるよ。水奈に言ってくる?」

「よろしく朱音」


桜の奴隷は二人ともキッチンに入ってしまった


「お菓子まで。悪いな桜(棒読み)」

「ありがとうな桜(棒読み)」

「…お前らにやらんぞ」

「「すみませんでした!!」」


二人は桜に光の速度で謝った


全くこいつらは…


そして萩と朔はゾンビを加えて話を始めた

桜は携帯を取りだして聖にメールを打った


『水奈ができたってさ

by桜』


よし、忘れないうちにメール入れたぞ


♪~


…早いよ聖。まだ1分も経ってないぞ


『マジか

お前の家

いいの

by聖』


…なるほどな


『うん。お前が興奮してるのはよくわかったから落ち着け。

そして俺にわかる言語で話してくれ

by桜』


すると今度は少ししてからメールが届いた


『すまん。なかなか興奮した。今本部にいるからお前の家に行ってもいいか?

後、柚汰もいるんだが

by聖』


お、柚汰もいるのか。賑やかになりそうだな


「お兄ちゃん!!はいこれ」


朱音がお菓子の乗った大きな皿を机の上に置き桜に近づいて頭を寄せてきた


「よし、偉いぞ」


桜は朱音の頭を携帯を持ってない手で撫でてあげた


「えへへ」


『むしろ呼んでくれ

by桜』


「皆様、お飲み物です」


お盆を片手に2つ持った夜雀が危ないとも感じさせない安定感を発揮して人数分の飲み物を持ってきた


「夜雀すまないが四人分…噂をすればだな」


桜の家に聖が転移してきたようだ


「よ、聖に柚汰」

「よ、おひさ」

「よ、じゃねーよ!!なんで萩の試合に呼んでくれないんだよ!!」


…素で忘れてた


「いやーすまんすまん。素で忘れてたわ

そんなことより入れよ」

「「(はぁ)お邪魔しまーす」」


桜は初めて家に来た柚汰に適当に家のシステムとかを話した。

そして早速二人は奴隷を影から出して四人加わった

夜雀も新しく来た四人になんの飲み物がいいか聞き支度に入った

「…ところで水奈。例の物は…」


聖が水奈に小声で聞いた


「もちろんありますよ。

あ、そうだ。折角いっぱい造ったんですから皆さんも一緒に着替えましょう?」


水奈が急に女性陣を集め出した


…一体今から何が始まるんです?

読んでいただきありがとうございました!!

誤字脱字がありましたら報告お願いします!!

感想くれたら喜びます!!


次回もほのぼのとしていきます

バトル描写を期待していた方々すみません

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