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俺の知ってる日常はどこか違う  作者: Mgl5566l
激突する四色
34/115

第31話≡すまん。俺には無理だ

今回だいぶ変態的な表現があります



桜達は萩の事もありその日の内に本部に足を運んでいた

萩はマスターの所へ。

朔は本部に行きたくないと先に帰り。

現在萩を待つためマスターの部屋前で駄弁っているのは怪しさMAXの桜と聖だけである


「そう言えばシキガミは来ないのか?」

『あーシキガミね』


桜は本部に来る前に柚汰とメールをしていた


『…眠っ!!今日は寝る!!

by柚汰』

『おやすー

by桜』


『ってな感じで寝るってさ』

「…全くまだ2時だって言うのにな」


聖それくらいなら皆寝てる


『てか、俺がここにいていいのか?』

「俺一人だと暇じゃん」


こいつ俺をそんな理由で…


『帰る。んで寝る』

「まあ、待て」


聖が桜の肩を掴む


『いでででで!!お前の力で握られたら肩砕けるから!!』

「あ、すまん」


聖は手を放した


『いって…てか帰っていいだろ。朱音とか水奈とかも寝てるんだよ』

「お前だけ帰って寝るとかムカつくからな、こうなったら一緒にいてもらう」


…理由、不純過ぎるだろ


幸いにも今は殆どの人が本部にいるため廊下には人がいない


ガチャ…


「失礼しました」


そんな事を話していると萩が帰ってきた


『報告よろ』

「…桜の格好には本当ビックリする」


萩達とこっちに来るときに服装の説明は済ませていた


『うっせ。で、どうなんだ?』

「書類関係は後日で戦い方はお前らに学べだってさ」


…今シキガミがいてくれたらどんだけ楽だったか


『はぁ…わかった俺が指導するよ』


聖はマナ使わないし、第一に教えられるかが不安だ


「えー、俺までボッチになる」

『ならやらないが』

「すいません、冗談です。おなしゃーす」


言い方はイラつくが…まあ、仕方ないか


『でも、今日は俺が眠いから明日にしよう。

明日休みだしな』

「えー、今日じゃダメなんですかー?ヤダー」

『ダメなんです』


いや、マジで眠いんだって。

今日は色んな事ありすぎたし


「まあ、俺も眠いから明日にしたかったんだけどな」

『んじゃ今日は解散!!』

「わかった。また明日な」


聖はそう言うと桜達と離れて本部に向かったようだ


『それじゃ飛ぶぞ』

「お、おう。」


桜は萩の手をとって転移をした


「…ガチで魔法なんてあるんだな」


桜が転移したのは桜の家の庭だ


『魔法じゃなくて魔術らしいけど違いはしらん」


桜は仮面や目隠しを取りながら萩と話をしていた


「こっからなら家近いしわかるだろ?」

「まあな」


二人は庭を出て玄関前まで歩きながら話を進める


「んじゃ、明日は昼くらいに来てくれ。よろよろ」

「わかった。おやすみー」

「すみー」


桜は萩と別れて家の中に入った。

そしてその日は部屋に戻って寝ることにした




朝、桜は布団とは違う温もりを気持ちよく思いながら爆睡していた


バン!!…バサッ!!


桜の布団が突如足元に移動された


「…寒い」

「朱音!!あなた、またクー君の布団に!!」

「だってお兄ちゃんと寝るの気持ちいいんだもん!!」


…なんか女の子が言ってはいけないような事を言ってる気がする


桜は急に物事が進んでいくため寝起きの脳では処理が追い付いていなかった


「でもお兄ちゃんこんなに温かいんだよ!!」


朱音は桜に抱きつく


温かいし、いい匂いだし…寝よう


桜は考える事を放棄して二度寝を選んだ


「な!?朱音離れなさい!!」

「水奈もすればいいじゃん。温かいし気持ちいいよ?」


朱音がそう言ってる間に桜はもう二度寝していた


「そ、そんな…ても…うーん…」


水奈は散々悩んだあげく桜の近くに座った


「し、失礼します……」


水奈は桜から少し離れて横になった


「ほら、水奈もこういう風に抱きついて」


朱音は足で器用に布団を取ってから抱きつき方を見せてから布団をかけた


「…本当だ…これ温かい…」


水奈は桜に控えめに抱きついた


「でしょ?…ふぁ、なんか私も眠くなってきちゃった…」


朱音も眠くなったのか段々と口数が少なくなっていきテンポのよい寝息だけが聞こえるようになった


「…今だけはいいですよね」


そして水奈も眠りに落ちていった


~午前10時頃~


…久々によく寝たな

なんかあった気がするけど…なんだっけか?


桜は目を開けず頭の中だけでそう考えていた


さて、時刻も気になるし起きま…ん?…体が動か……これが金縛りってやつか


桜はゆっくりと目を開いた


「うわー、起きてるのに金縛りとかすごい体験だな…」


横では桜に抱きついて動けなくしている朱音と水奈がいるが布団を頭まで被っているため桜からは見えない


「…なんか不自然な盛り上がりがあるが…動けないんだよな…」


桜はひとまず目だけを動かして壁に掛けられている時計を見た


「10時過ぎか…後2時間ないのみたいだな…」


すると桜の窓側の方がもぞもぞと動いた


…なにこれ怖い


そして盛り上がりはそのまま桜の顔の方に上っていき正体がわかった


「ふぁ…おはようお兄ちゃん」

「はぁ…朱音で良かった…

おはよう朱音。なんで俺の布団に?」

「人の温もりが欲しくて」


…この子は一体何を言ってるいるんでしょう?


朱音は桜にばれても抱きつきを解こうとはせず桜を抱き枕にしたままだ


「…朱音?そろそろ起きたいんだけど」

「お兄ちゃんはもう起きてるじゃん」

「そうじゃなくて、昼に予定があるから準備しないといけないんだよ」


桜がそう言うと朱音はわかったかのように頷き時計を見た


よかった。朱音はやっぱりわかってくれる子だった


「それなら後2時間もあるね」

「うん。2時間しかないから退けてくれないか?」

「ヤダ!!」

「何故に!?」


すると朱音は桜から離れないように足を絡めだした


「いやだから朱音」

「だって私だけ解いてもダメだもん」


桜はその言葉を聞いてからもう一つの膨らみに視線を向けた


「…朱音、手だけは動かさせて」

「それくらいならいいよ」


桜は朱音に腕を解いてもらい少しの自由が手に入った


「…ん」


途中朱音のどこかに触れたのか朱音は艶っぽい声を出した


よし、俺のログにはなにもないな

てか腕に血が登りはじめて痺れるな…


桜は朱音の事は忘れて布団の中を除いた


「…すぅ…すぅ…」

「…水奈はまともだと思ってたのに」

「ね、私だけ解いてもダメでしょ?」


そして朱音は抱き締めるのを止めなかった


…って言ってもこのままってのもな

可哀想だけど起きてもらうか


「水奈、起きてくれ水奈ー」

「ん?…あ、クー君」


水奈は目を開けてトロンとした目で桜を見た


「あ、お兄ちゃん。水奈は寝起き大変だから気を付けて」


ん?大変?もう起こしちゃったんだが


桜は朱音の方に顔を向けていると水奈に顔を捕まれた


ゴキッ!!


ぐぉ!?首が!!首がー!!


水奈に強制的に向かされたため桜の首は悲鳴をあげた


「クー君、おはようのチュー」


水奈は唇を桜に近づけていく


え?ちょっ待てって!!


桜は痺れてる手の内に小さな氷の塊を作って水奈のおでこにつけた


「ひゃ!!」


水奈は冷たさに驚いてパチパチと瞬きを繰り返した


「ク、ククククー君!?」

「おはよう水奈。寝ぼけてない?」


桜がそう聞くと水奈の顔はどんどんと赤くなっていった


「…キ…キ…」

「キ?」


水奈は桜に抱きつくのを止めて急いでベットから飛び出た


「キャーーーーー!!」


そして走って桜の部屋から出ていった


「…わからないけど痺れが半端じゃないな」


水奈に抱きつかれていた右半身に血が通い始め、桜に痺れが襲った


「全く水奈は朝から騒々しいね」


そして未だに離れない朱音が左にいる


「朱音も出ていこうか」


桜は痺れる左手でなんとか朱音にチョップを決めた


「あて。

わかった…今回は満足したからね。

次もまた来るからね!!」


朱音は桜から離れると持ち前の身体能力で桜を飛び越えて部屋を出ていった


「よし。

…はぁ、動けねぇ」


桜は両腕、足が痺れて動けなくなっていた。

動けるようになったのはそれから10分後の事だった





ピンポーン


…まだ昼前なんだが


桜は寝間着のまま玄関に向かった


ガチャ


玄関を開けると案の定、萩が立っていた


「暇だったから早く来た」

「もうちょいゆっくりしてから来いよな」


萩を家の中に入れてリビングに行くと朱音や水奈の姿はなかった


「今飯食ってたからちょっと待ってて」

「お前今さっき起きたのかよ」


桜は急いで残り少ない朝食を腹の中に入れながら萩と会話した


「…んぐ…仕方ないだろ、お前来るの12時過ぎだと思ってたんだからな。常識的に考えてさ」

「そこを情熱的に考えれないお前が悪い」


昼くらいでどうして11時半に来るのかね

情熱的に考えてもおかしくね?


「よし!!ごちそうさん!!」

「あれ?お兄ちゃんもう食べたの?」


二階からやって来たのは私服に着替えた朱音だった


「あー、着替えてたのか」

「うん。流石に寝間着でお兄ちゃん友達に会うわけにはいかないでしょ?」


…俺は寝間着のままなんだが


すると今度は私服に着替えた水奈もやって来た


「もう、クー君。まだ寝間着なんですか?」


ついには水奈にも怒られてしまった


「食べ終わった食器は片付けておきますから、着替えてきて下さい」

「すまん。お願いするよ。

あ、後、萩ここなら奴隷は出しても大丈夫だからな」


桜はそれだけいって自分の部屋に急いだ


女性陣はやっぱり気づくの早いよな


桜はそんな事を思いながらジャージに着替えて、洗面所で歯と顔を洗ってからリビングに戻った


「お待た…萩それは無いって」


「いや、これは違うんだ!!ゾンビが勝手にやってることなんだ!!」


リビングに戻った桜が見たのは男用のパンツを被ったゾンビだった


「あ、おはようございます」

「お、おはよう。…なんでパンツを被っるんだ?」


桜はゾンビにストレートに聞いた


「パンツが有ったら被りたい。そうは思いませんか?」

「…いや、思わないが」


どうしよう…もしかしたらゾンビは変態かもしれない


「それが好きな人のパンツなら嗅ぎたいと思うのは自然の摂理だと思うのですが」

「あー、水奈がお兄ちゃんの布団」

「キャーー!!」


朱音がそこまでいったとき、水奈は早急かつ大胆に朱音を担いでどこかに行ってしまった


「…ごほん。ゾンビは恥ずかしくないのか?」


萩がゾンビにそう聞いた


「うん。それに…」

「それに?」


ゾンビは青い顔を赤らめる


「見られた方が興奮するし」

「桜、俺はお前に相談をしたいんだが」

「ごめん、萩。俺にはその相談にのれる気がしないんだ」


いやいや、無理だって。ゾンビちゃん、確実に変態じゃん


「あ、安心してご主人様」


お?これはまだ救いがあるかもしれないぞ?


「私が被るのはご主人様の使用済みパンツだけだから!!」(グッ)


萩に笑顔で拳を握るゾンビ


「「それアウトだよ!!」」


そしてゾンビを見てられなくなり手で顔を被う二人


「…桜、俺なんかもう心が折れそうだ」

「頑張れ、お前なら乗りきれるかもしれないだろ」


乗りきった先に何が待ってるかは知らんけどな


「すぅ……はぁ。」


パンツに顔を埋めて深呼吸しているゾンビを見て桜は、もう手遅れだ。心底そう思った

読んでいただきありがとうございました!!

誤字脱字がありましたら報告お願いします!!

感想をくれると喜びます!!


ゾンビちゃんの変態発言はこれからどんどん加速していくと思います

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