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俺の知ってる日常はどこか違う  作者: Mgl5566l
始まりの銀色
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第11話≡俺は断じて変態じゃない!!

文才に関してはだんだんと成長していけたらなぁと思いますので長い目でお願いします!!


ウンディーネちゃんは巨乳

銀狼ちゃんはそこそこな大きさって設定です



「それではあなたの名前を教えて下さい」

「俺の名前は桜だ」

「私はウンディーネです」


青い髪の女の子―ウンディーネ―が手を合わせながら桜の名前を呟いた


「私は桜様を主と認め尽くすことを誓います」


……?


ウンディーネは桜をじっと見つめ何かを待っているかのようだった


「どうしたんだ?」

「桜様、私を奴隷として認めるとおっしゃって下さい」

「え?えーと、ウンディーネを奴隷として認めます?」


桜がそういうと二人の混じりあった血が桜の手を伝い手の甲に集まり始めた


「え?そんな、嘘…」


え?何が起こってるんです?


手の甲に集まった血は青く光りだした


光が収まると手の甲には元々あった銀色の槍が斜めになっており

それに交差するように青い魔術師の杖の烙印が入っていた


「えーと、これでいいのかな?」


ウンディーネはパタンと座り込みどこかをじーっと見つめている


「ウンディーネちゃん?」

「…な…で…か」

「…ごめん、全然聞き取れないや」


ウンディーネはバッと立ち上がり桜の胸らへんの服を掴んだ


「なんでできるんですか!!

おかしいですよね!!あなたはもう既に一匹の奴隷を」


ち、近い!!なんか胸とか当たってこう…ヤバイ色々と


「お、落ち着いてウンディーネちゃん」

「これが落ち着いていられますか!!」

「いいから。はい、そこに座る」


桜はすこし離れたところを指差した


「…わかりました」


…ふぅ

…よかった、もし断られたらどうしようかと


ウンディーネは俺が指差したところらへんにちょこんと正座をした


「ふぁ…ねぇ、ウンディーネちゃん。ごめんすごく眠たいんだ」

「…ご主人様…はぁ」


ウンディーネは正座をしながら頭を押さえてため息をついた


「ごめん、寝てなくてさ」

「…わかりました、起きたら説明をお願いします。

後、烙印を見せて下さい」

「了解、ほい」


正座しているウンディーネに近づき刻印を見せた


「…はぁ…私も少し考えたいのでゆっくり寝て下さい」

「ありがとう」


桜はベットに横になった


「あ、冷蔵庫にオレンジジュースがあるから自由に飲んでね」

「ありがとうございます」

「ん、それじゃお休み」


桜はそれだけ言うと眠りについた





「どういう事なんでしょうか」


ウンディーネは桜が寝た後でも正座をし

桜が二人の奴隷をもっている事について考えていた


奴隷を二人持てるアイテムがあるとか…

いや、それは聞いたことがないですね…


「はぁ…どちらにしてもご主人様が起きないとわからない事ですね」


ウンディーネは洗面所に向かい顔を洗って目を覚めさせた


「よし、目が覚めました」

「ん?ご主人様?」


どうやら桜の防音結界は桜が寝てしまった事によって解かれてしまったようだ


「「………」」


二人は目を合わせて動きを止めた


「あ、君起きたんだね」

「あ、はい」


これはまずいですね…たぶん銀狼も私の事を覚えてるはずですから…


「ご主人様は?」

「え?き、昨日寝てないそうで今寝てますよ」

「あー、ベットに寝てたのご主人様だったんだ」


そういいながら銀狼は洗面所に近づいた


「あ、それじゃ私はあっちに」

「うん、後でお話でもしようね」


お話ってなんでしょう…急に怖くなってきました


ウンディーネは洗面所をでて桜が寝てるリビングに向かった


さて、怖いのはここからですね


少しすると銀狼がオレンジジュースを持ってリビングにやって来た


「はい、どうぞ」

「え?あ、ありがとうございます」

「本当は私が飲みたいんだけど…

後でご主人様に言えば買ってくれるから」

「私の分も飲んでもいいですよ?」


ウンディーネは銀狼から受け取ったオレンジジュースを銀狼に渡そうとした


「大丈夫だよ。ご主人様にちゃんと買ってもらうから」


そう…ですか…と言いながらウンディーネはジュースを開けて飲み始めた


「ねえねえ、私は銀狼。あなたは?」

「ウンディーネです。

…その…よろしくお願いします」

「うん、よろしくね」


銀狼はウンディーネの空いてる手と握手をした

しかし、笑ってる銀狼とは裏腹にウンディーネは顔をしかめた


「どうしたの?」

「その…私の事を恨んでないんですか?」


私は思いきって聞いてしまいました。

たぶん銀狼はこの後からも顔を会わせるなかになるだろうですから…

大丈夫なのでしょうか…


「恨む?なんで?」


なんで?って…この子は…


「私はあなたの命を狙おうとしたんですよ!!」

「そうだね…でも私は生きてるし、それはあなたがやりたくてやったの?」


銀狼にそういわれ言葉を失ってしまうウンディーネ


「ね?悪いのは全部あの勇者なんだよ!!

だからあなたが気にすることじゃないじゃん」

「でも…」


だからって許される訳じゃないじゃないですか


「それにあなた達のおかげでご主人様に会えたしね」

「…そのご主人様は許してないかも知れませんよ」


基本的に奴隷は文句をいえる位置にはいない

主から許しをもらわないと何もできないのだ


「それは大丈夫だよ

だって私のご主人様は変態だからね」

「へ、変態…ですか…」


聞いたことがある。

自分の奴隷を性の対象にしか見ていないやからがいると


「そうなんだよ!!聞いてよ、ご主人様ってね…」


銀狼は自分にされた奴隷として扱われていない言動をウンディーネに語りだした





「それでね、ご主人様は」

「ん…ふぁ…おはよう二人とも」


軽い睡眠をとった桜は二人の会話で目が覚めた


「あ、すみません。起こしてしまいましたね」


目を冷ましたと同時にウンディーネが桜に謝った


「気にしないでいいって

俺も起きないといけなかったしね」

「おはよう、ご主人様」

「おはよう、銀狼ちゃん」


挨拶を済ませるとウンディーネはちゃんと桜に向き直った


「さてと、まずは銀狼ちゃん、ウンディーネちゃんも俺の奴隷になったからね」

「え?そうだったの!?あれ?でも奴隷って一人に一匹じゃなかったけ?」


銀狼の問いにウンディーネもそうそうと首を縦にふっている


「まずはウンディーネちゃんに言わないといけないのが…」


桜は自身のスペックやアイテム等をウンディーネに話した


「…だから私に魔術で勝負を挑んだんですね」

「そういうこと」


桜のスペックを話すとウンディーネは頭を押さた


「それでどうしてご主人様は二人も奴隷と契約できたの?」

「そうです!!ご主人様のスペックと奴隷って関係ないじゃないですか」


確かにここまでだと俺のスペックは関係ないよな


「あーそれはな、昨日の夜に話がいくんだけどな」





銀狼ちゃんも寝ちゃってウンディーネちゃんがいつ起きてもいいように俺が起きていた

で、暇になったから烙印を色々調べたんだよ

するとな


「…烙印にも魔方陣が組まれているんだな」


桜は魔方陣を細かく調べてることにした


すると魔方陣のプロテクトが強いとこに潜るとあるものを見つけた


「これが契約の効果か」


契約の効果というものを見つけ、桜は興味本意で少し弄ってみようと考えた


えーと主が死ぬと奴隷も死ぬ?

これは書き換えよう。後は…これが原因か


桜が見つけたものは『契約の重複はできない』と書かれた部分だった


さて、ここを消して

……何これ、一文字消すだけでどっと疲れたぞ。

マナの減り方おかしいだろ…


契約の効果の修正には相当なマナが必要らしい


「ふぅ…まあ、暇じゃないだけましか」


桜は契約の効果をゆっくりと時間をかけながら修正して夜を更かしていった





「後は『主が死ぬと奴隷も死ぬ』ってのも修正加えておいたから

俺が死んでも大丈夫だからな」


いやーそれにしても疲れた。3時4時が特に辛かった


「流石だねご主人様!!」

「だろ?銀狼ちゃん」

「うん!!だから後でオレンジジュース買って!!」

「ははは、仕方ないな銀狼ちゃんは」

「やったー!!」


銀狼ちゃんに誉められてつい言ってしまったが後悔なんてない


はしゃぐ二人の中一人だけ頭を抱えていた


「どうしたんだ、ウンディーネちゃん?」

「…いえ、なんかもう…ご主人様のハチャメチャっぷりに…」


そんなハチャメチャしてないつもりではいるんだけどな…


「ウンディーネ、だから言ったじゃん。ご主人様は変態だって」

「おい、銀狼ちゃん」

「…そうですね、私もそう思うことにします」


あるぇー、俺っていちよ主だよね?

なんかもう威厳(笑)すらなくなってるよ


「はぁ…俺、主のはずなのに…」

「仕方ないよご主人様」

「どんまいです」


はぁ…もういいや…どうせ変態だよ!!


「よし。話は変わるが二人とも服はどうするんだ?」

「私はジャージがあるから今は平気だよ」


銀狼ちゃんは大丈夫っと


「わ、私も大丈夫です」


ウンディーネちゃんは明らかに無理してるな


「本音は?」

「……できれば新しい服や下着が欲しいなっと」


銀狼ちゃんはあんまり隠そうとしないけど

ウンディーネちゃんはなかなか隠すな…面倒だな


「よし、二人に命令だ」


そう言った瞬間空気が氷り、二人とも少し恐怖が見える


「できるだけ我が儘を言え。

俺にできる範囲ならやってやるから」

「…えーとご主人様?」

「そのご命令は命令としてちょっと」


二人は思いっきり困惑しているが桜は気にせず話続けた


「いちいち遠慮させるのも面倒なんだよ。俺は奴隷とかって気にしないから言いたい事があればいっていいぞ」

「やーいご主人様の変態ー」

「ぐはっ」


銀狼ちゃん…言いたいことあれば言えとは言ったけど…


「ごめんなさいご主人様…つい」


銀狼ちゃんはそう言ってはにかんだ


「可愛いから許す」

「やったー!!ありがとうご主人様」


その光景をポカーンと見ているウンディーネ


「俺は基本がこれだからな、少しくらいの我が儘だったら通せるぞ」

「…いいんですか?」

「カモン」


ウンディーネちゃんがそう言ってきた為俺はちょっと気合いを入れた


「私は」

「…」ごくり

「オ、オレンジよりもグレープがいいです!!」


ウンディーネちゃん…我が儘ってそれ…


桜は変に気を抜かれ黙っていた


「…ダメですか?」うるっ


ぐはっ…ウンディーネちゃん…目を潤ませながら下から覗くのは反則だろ!!

な、なんて可愛さなんだ……はっ


「わ、わかった、ちゃんと覚えておくよ」

「あ、ありがとうございます!!」


ウンディーネは正座をしたまま深く礼をした


これにて一件落着……あれ?


「ってなんか脱線してるよ!!服の話だよ!!」

「「あ」」


二人も忘れてたのかよ…


「ご主人様、私ブラ欲しー」

「っ…ごほっごほっ」


ビックリした…まさかいきなり下着が欲しいなんて言われるとは

確かに銀狼ちゃんはなかなか膨らんでるけど…


「わ、私も色々と買いたいのですが…」

「了解。んじゃ今から買いにでも行くか?」

「今から…ですか?」

「店は開いてるだろうし、服買ってから風呂にでも入ろうかなって」

「賛成ー、お風呂上がったらジュース飲みたいし」

「そうですね、そうしましょう」


桜はカードを持たのを確認して部屋を出ようとした


「あ、二人ともそのままでいいからな」

「え、本当に?やった」

「大丈夫なんですか?」

「その方が色々と楽だからな」


二人の奴隷がいきなり出てこられたらそれこそ騒ぎになるしな


「でしたら後で首輪を下さい」

「首輪?」


まさか、ウンディーネにはそんな性癖が


「首輪は奴隷の証のようなものです。

これを着けていないと間違って狩られてしまうということもあり得ますから」


それは大変…てか大問題じゃねーか!!


「んじゃ首輪見つけたら二人で相談して同じの買って。金に関しては気にしなくていいから」


50万以上あれば大丈夫だよな…


「わかりました」

「ご主人様、私のセンスにビックリしないでよね」

「銀狼ちゃんのセンスを見てやろうじゃないか!!」

「もう、二人とも早く行きますよ!!」

「「はーい」」


一番乗り気なのはウンディーネじゃないのかな?



読んでいただきありがとうございます!!

誤字脱字がありましたら報告お願いします!!


これって展開遅いですか?

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