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因習島

作者: 怠惰な造花

日本から遥か遠くにその島はあった。



島の名前はなく、人々は島から出たことも無かった。



島にはある風習がある。年寄りや不要になった女を島で一番高い崖から落とす。すると、落とされた者達は人魚になり島を外敵から守ってくれるのだった。



ある日、台風がこの島に上陸した。農作物を巻きこみ去って行った。食べる物が減り、島から出て食料を調達してこようとする者が出てきた。何故か島から出た者は一人も帰って来なかった。 




他の島からは人魚の島と呼ばれている。入る事も出る事も出来ない島だ。

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