蝶も弾丸も飛び交う乱舞は、探求心と野心で無邪気な絶望と夢を描く
あっきコタロウさん作『そしてふたりでワルツを』https://ncode.syosetu.com/n9614dm/をイメージして書いた詩です。
小説家になろうに二次創作として投稿する許可を作者様より頂いております。
作品に登場するキャラクターみんなに当てはまるようになればいいなと考えて書きました。
どの言葉が誰を連想できるか、なにを連想するかをお楽しみ頂ければ幸いです。
それは、心が刻むメロディー
きみと
あなたと
お前と 出会ってから始まった
感じ始めたのは、叙情詩か叙事詩か
流れ始めたのは、歓喜とも言える狂気
奏で始めたのは、どこか戦慄あふれる旋律
躍り始めていたのは、足を踏み外すような乱れる狂詩曲
体が刻んでいたリズムが加速する
せわしないのに、なぜか心地よく
慌ただしいのに、おだやかで
不安定なはずなのに、それに安定を求めている
ひとりでは、もう、立っていられない
だから……
これは、肢体に刻むメロディー
あなたと
きみと
お前と 出会ったから始まる
叙情詩も叙事詩も、感じている
歓喜とも言える狂気が、流れている
どこか戦慄あふれる旋律を、奏でている
足を踏み外すような、乱れた狂詩曲を踊り続ける
加速する 心の臓が打つリズム
蝶も弾丸も飛び交う乱舞は、探求心と野心で無邪気な絶望と夢を描く
そう、まるで円を描いて舞っているよう
永遠に続いていくかのように踊り続ける
なぜ心地いいの
夢心地だから?
ふたりでいれば、おだやかで
不安定なことだらけ
それなのに
不安定さに安定しているの
もう、ひとりでは、立っていられない
だから、どうか
一緒に踊り続けましょう
そして、ふたりでワルツを