表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
95/531

腐敗臭


昔、バイオハザードが発生して世界はゾンビで満たされた。


僅かに生き残った人間はゾンビと戦いながら、食料があるスーパーなどの出入り口を塞ぎ籠城する。


スーパーなどだけでなくマンションやアパートなど元々暮らしていた住居に立て籠った者もいた。


私も暮らしていたマンションに立て籠った1人。


電気の供給がストップしたため窓を開けていると、風と共にゾンビの腐敗臭も一緒に入って来て辟易した。


ゾンビが世界に満ちてからどれ程の年月が経ったか忘れてしまったけど、窓を閉めているにも拘わらず腐敗臭が部屋に漂う。


腐敗臭の出所を探していた私は今、風呂場の鏡を偶々覗いて腐敗臭を放っている物を見つける。


何時の間にか私は死んでいてゾンビになり腐敗しているのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ