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殺意が湧くとき


昔核戦争が勃発して私達家族は核シェルターに避難して難を逃れる。


だが核シェルター生活が想定していた年月より伸び、備蓄していた食料が心細くなってきた。


そこで私と家内は危険だが背に腹は代えられないと、家の近くにあった食料品店の倉庫に向けて穴を掘る事にする。


生き埋めになる恐怖を振り払い、放射能で満ちた地上に出ないように慎重に穴を掘り進めた。


そしてようやく倉庫に辿り着き大量の食料を手にする。


今、手に入れたレトルト食品や缶詰を家族に手渡したら末の息子にこう言われた。


「賞味期限の切れた物を食べたら、腹壊しちゃうよ」




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