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徴兵
昔国民年金の支給は55歳からだったが、政府や役人の怠慢の所為で75歳からの支給に現在は変わっていた。
支給年令を20歳繰り上げても、年金を支払う財源はドンドン先細りになり政府や役人は頭を抱える。
そんなとき1人の役人がある提案をした。
隣国の無能な大頭領の所為で関係が悪化し一触即発の危機に現在見舞われている。
祖国全土を防衛するには現在の国防軍の人員では守りきれない、だから国民を徴兵して祖国防衛の任について貰おうという提案であった。
政府はその提案を基に徴兵制度を復活させる。
そして今、年金を支給されている75歳以上の人たちが徴兵されていた。




