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506話 三度目の正直
昔、大地震で発生した津波で原子力発電所が被害を受け水蒸気爆発が起きた。
水蒸気爆発により放射能が漏れ、周辺一帯に避難指示が出される。
周辺に住む住民は皆避難した。
だが、移動困難な入院患者を多数抱え転院先も無い病院だけは避難できず救助待つ。
患者さん達と患者さん達と共に救助を待つ事を選択した病院職員達、その彼等を纏め救助を待つ院長に罵声を浴びせた奴がいた。
今、新型肺炎に対応する為に「年末年始も関係無い」と言いながら、首都と首都近隣の知事達が政府に緊急事態宣言を要請、その対応を記者に尋ねられると此れから会議を行い決めると言った人がいる。
年末年始も無いと言いながら、正月を寝て過ごしていたから正月明けてからの会議だったのかも知れないが。
昔と今のこの2人、読みは違うが字は同じ漢字一文字。
もしかしてこの字を名字にしている人をあの職につけては駄目なのでは無いだろうか?
まあ、三度目の正直で次こそはまともな人が就くかも知れないがね。




