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505話 危機感の違い
昔、AIDSが世界に蔓延しミュージシャンなどの有名人がAIDSに罹患し亡くなった頃、AIDSの治療薬が無く罹患したら死ぬのを待つだけと知り人々は恐怖した。
それに便乗するように世界のアチコチで、自分はAIDSに罹患しているぞと嫌がらせをする奴や強盗などを行う犯罪者が出る。
そいつらは通報により出動してきた警察官にも、「俺はAIDSだぞ、体液が付着するとヤバいぞ」と脅す。
警察官はスタンガンなどを使用して制圧し逮捕した。
新型肺炎が蔓延している今、「俺は新型肺炎に罹患しているぞ」と喚きながら、嫌がらせや犯罪を行う奴等が世界中に現れる。
通報で駆けつけた警察官にもそいつらはマスクを外し大声で叫ぶ、「近寄ると新型肺炎に罹患するぞ」と。
警察官はそいつらを逮捕しようとはせず、アッサリと射殺した。




