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503話 足りない


昔、新型肺炎が蔓延していた頃、新型肺炎に罹患する患者の数に病院のベッドが足りず、国や地方自治体などの役所から新型肺炎に罹患した患者を受け入れている病院に指示が出され、ベッド数が無理矢理増やされる。


ベッド数を増やしたが置く場所が無く、隣り合ったベッドの隙間を狭くして1病室のベッドを増やしたり廊下にベッドが並べられたりした。


それでもベッド数が足りず、終いには病院の倉庫や地下駐車場にまでベッドが並べられるようになる。


今、倉庫や地下駐車場に寝かされた新型肺炎の患者さん達がナースコールのボタンを押す。


しかし、ベッド数を増やしても新型肺炎の患者さんに対応している医療従事者の数は増えていない事もあり、鳴らされたナースコールに応対する医療従事者は皆無だった。




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