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480話 トラップ


「チクショー! またかよ」


私がひきいる軍団は国境の町から敵の首都に延びる高速道路を、首都一番乗りを目指して爆走する筈だったのに予想外の妨害を受け足が止まっている。


前大統領の友人のある独裁国の独裁者が新大統領に放った罵声を契機に始まった第2次半島戦争。


独裁国が放つ大陸間弾道ミサイルの類いは発射された直後に、我が国の攻撃衛星のレーザー光線や迎撃ミサイルの命中率がずば抜けて高い東の島国のイージス艦によって、全て撃破されていた。


昔曾爺さんが従軍した第1次半島戦争では、独裁国に北の大国から供与された戦車を撃破できず苦戦したと聞いている。


私だって足を止める原因が敵の装備している戦車などの兵器なら罵声を吐く事は無いだろう。


独裁国の兵士が動員され建設された高速道路に仕掛けられていた多数のトラップ。


「あ! まただ」


今、先頭を走る戦車が戦車の重量に耐えられず陥没した高速道路の穴に落ちた。




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