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463話 小遣い稼ぎ


実りの秋、山々が色付く紅葉のシーズン、そして俺達密猟を生業にしている一族にとって小遣い稼ぎのシーズンの到来だ。


昔、高度成長期の頃から小遣い稼ぎができるこのシーズンを俺達密猟団は心待ちにしている。


紅葉狩りに来た人たちの中から金を持ってそうな奴等を物色し、本来の獲物である熊をそいつ等の方へ追い込む。


「ギャアアアアァァーー! 熊だー! 逃げろー!」


「助けてー!」


冬眠に備えてあらゆる食い物を喰い漁っている熊はそいつ等に襲いかかり餌とする。


今俺達密猟団は射殺した熊の胃袋を切り裂き、胃の中に残っている哀れな犠牲者が身に付けていた、指輪やイヤリング等の貴金属を拾い集めていた。





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