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451話 珍走団


昔聞いた話だが、北の街の珍走団は冬になると珍歩団に代わったらしい。


寒さに震えた彼等は肩を寄せあい繁華街を練り歩いた。


ブオン! ブオン! ブオン!

パラララーー!

ブオオオオォォォォーー!

ブオン! ブオン! ブオン!


と大声で叫びながら。


ガソリン車やディーゼル車の新車の販売が禁止され、それ以前に販売されたガソリン車やディーゼル車には排出される排気ガスの量に合わせて高額な税金が課せられ、販売されるガソリンや軽油にも1Lあたり1000円2000円の税金が課せられるようになった今。


ガソリン車やディーゼル車を所有し乗り回せるのは大金持ちくらいになる。


それでも珍走団はなくなら無い。


ブオン! ブオン! ブオン!

ブオオォォォォーー!

パララララーーーー!

ブオン! ブオン! ブオン!


彼等は口々に大声で叫びながら街の中を傍若無人に走り回っていた。




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