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444話 滅亡へのカウントダウン
昔、西の大国の軍の研究所から致死率が非常に高い未知の伝染病が流出した。
未知の伝染病は瞬く間に全世界に蔓延。
感染者が次々と死にゾンビとなって蘇り否感染者に襲いかかる。
西の大国から提供されたワクチンで噛まれてもゾンビになることは無い、だが、ゾンビに食い殺されるのは変わらない。
だから否感染者は皆対ゾンビ戦に身を投じる。
他の国の否感染者達と連絡を取り合いゾンビを駆逐していく。
連絡が取れなくなる人やグループも多数いる。
それでも否感染者達はこの星をゾンビから取り戻す為に闘い続けた。
今、最後のゾンビの頭を叩き割り否感染者は勝利を手にする。
最後のゾンビの頭を叩き割った男は、両腕を高く上げ勝利の雄叫びを上げた。
「勝ったぞーー!
俺達! 人間の勝利だアアァァーー!」
ゾンビとの闘いに勝利しても、人類滅亡のカウントダウンが止まらない。
頭を叩き割られたゾンビがゾンビの最後の1体だったように、叩き割った彼も人類最後の1人だったからだった。




