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425話 優雅


昔未知の伝染病が全世界に蔓延したとき私は海の中に逃げた。


地球温暖化による海面上昇に対処するため、資産を注ぎ込んで建設していた海底都市に。


海底都市の中に生活していく上で必要な物は全て整えてある。


食料の自給自足を可能にするプラント、生活必需品を繰り返し使えるようにするリサイクル工場等々。


ただ魚介類の養殖場だけは海底都市を囲む海で補えば良いと造らなかった。


それなのに未知の伝染病で死んだ人たちがゾンビとなって蘇り、生者に襲いかかり地上が死者の領土となり海の中まで侵出して来る。


そのため海底都市はゾンビに取り囲まれ出入りが困難になった。


今、私達海底都市の住民は窓の外を優雅に泳ぐ魚を指を咥えて眺めている。






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