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孤独


昔はこのアパートの一室も息子や娘の声で賑わっていた。


他の部屋の住民も似たような家族構成だった事もあり苦情は来ない。


だが妻が亡くなると子供達がアパートに来ることが無くなり、他の部屋の住民も1人減り2人減りして等々このアパートに住んでいるのは私1人になってしまった。


アパートの中からは物音一つせず前の道を通る車の音が時たま聞こえるだけ。


ある年1人寂しい正月を迎え餅を食しているとき喉に詰まらせる。


あれから数十年経った今、アパートが取り壊されやっと私の遺体が発見された。




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