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404話 濃縮


昔、独裁者の悪政に苦しみ隣国に亡命した人たちが、三代目独裁者は貴種である兄を暗殺してその座を簒奪した混ざり者だと書いたチラシを作成し、隣国から独裁国家に向けて飛ばした。


今、そのチラシを見た四代目独裁者と成るべく英才教育を受けている息子が両親に問う。


「僕は混ざり者なの?」


「そんな事は無い!


お前は私達の子で貴種の血を継いでいる」


「そうよ!


私達の濃縮された血を継いでいるのよ」


三代目独裁者である豚似の父親とその妹で、骸骨似の母親が息子の問いかけを否定した。




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