表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
392/531

392話 カウントダウン


遥か昔、沢山の移民船が銀河のあちらこちらを目指して太陽系を後にする。


移民船の幾隻かには地球統一政府が建国される際、統一に反対した国々の元国民だった者たちが乗っていた。


それらの移民達と接触するべく太陽系から軍艦が派遣される。


私が乗り組んでいる船は移民が開拓したと思われる星を発見し接触を試みた。


地球統一政府から派遣された船だと知ると歓迎するとの通信が入る。


それが罠だとも知らずに、久しぶりの大地だと乗組員6人全員がシャトルに乗り込み星に降下。


地上に降り立った私たちはアンドロイドに攻撃される。


攻撃を何とか振り切り船に戻る事が出来たのは私1人だった。


その私に眼下の星から通信が入る。


それによると、眼下の星を開拓したのは地球統一政府の建国に反対した国々の元国民で、地球統一政府に迫害され追放されるように移民船に乗せられた者たち。


彼等の開拓は上手くいったと思われたが、土着の病原菌により全滅。


最後の1人が死ぬ間際に、残されるアンドロイド達にある事を託す。


もし地球統一政府の船がこの星に立ち寄ろうとしたら、攻撃してその船の乗組員に病原菌を感染させろという遺言。


私と共に通信を聞いていた船のメインコンピューターは今、その病原菌が地球に持ち帰られる事が無いようにと船を爆破するカウントダウンを始めるのだった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ