昔と今の物語

３８８話 獲物を求めて

昔未知の伝染病が発生し瞬く間に全世界に感染が拡大し、僅かな人間を残して皆亡くなった。

地球統一政府を補佐していたスーパーコンピューターの私は、アンドロイドを大量に生産して人間に擬態させ配置。

僅かに生き残った人間達に催眠洗脳を施しアンドロイドに疑問を抱かせないようにする。

未知の伝染病が蔓延してから１００年程の年月が過ぎ人間の数が徐々に増えて来た矢先に、宇宙から飛来した隕石に付着していたと思われるウィルスによって人間が絶滅してしまう。

今、アンドロイドが整然と歩く繁華街で１体のゾンビが獲物を求め徘徊していた。