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382話 食中毒


昔子供の頃読んだ本に、旅客機を操縦する2人のパイロットは同じ物を食べて共に食中毒になる事を避けるために、A定食B定食と2つの用意されている定食を相手とは違う物を互いに選び食べていたと書かれていた。


それは地球と月の月面都市を結ぶシャトルでも変わらず続けられている。


今私はシャトルの操縦席から眼下に浮かぶ地球を眺めながら思っていた。


そんな事を続けても無駄なんじゃ無いかと。


2つの定食は、放射能などで汚染された赤茶けた大地と、放射能などが溶け込み真っ黒に濁った海で収穫された食材で作られているのだから。




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