表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/531

サクラガサイタ


昔私には娘がいた。


中学校に入学してから暫く経った頃、娘は自殺した。


同級生による虐めが原因だった。


何で私の娘が? 何で虐められている事に気が付いてあげる事が出来なかったのだろう?


思い悩んでいる私を鞭打ったのは、誠意が全く感じられない虐めを行った同級生とその親の謝罪。


その謝罪を聞いて私は復讐を決意した。


伝を辿り、金さえ払えば汚い仕事でも引き受ける探偵事務所を見つけ、復讐を依頼する。


殺しや暴力では無く、人生を滅茶苦茶にしてやるという復讐を。


高校入試、大学入試、就職活動を邪魔して、高校は底辺高校、大学は全て不合格、就職先はブラック企業。


そして今私の下に、サクラガサイタと書かれた電報が届く。


彼奴がブラック企業のパワハラに耐えかねて自殺した事を知らせる電報だった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ