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見られている


私は昔子供の頃から誰かに見られているように感じていた。


誰かに見られていると何度も両親に訴えるが、気の所為だと言われ取り合ってくれない。


だが家で両親と3人で過ごしている時も誰かに見られていると泣き叫んでいたら、これはおかしいと病院に連れて行かれる。


数年通院した結果、誰かに見られていると感じる事が無くなった。


それなのに最近また誰かに見られているように感じる。


完治したんじゃないのかよと思いながら病院に向かう途中、道行く人たちが空を指差して叫び出す。


私も空を見上げた。


太陽の脇に巨大な目が浮かび地上を見下ろしていた。


今私は安堵している。


私を見ている物の正体が分かったからだ。




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