表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
264/531

遺体の行方


僕が引っ越して来たマンションは昔から事故物件として知られている。


全部の部屋が事故物件では無いのだが、50戸ある部屋のうち20戸以上が事故物件。


その20戸以上の事故物件のうち自殺と孤独死は5戸ずつで、残りの事故物件は殺人事件が起こったらしい。


らしいと言うのは、殺人が行われた物的証拠はあるのに遺体が見つからないから。


今帰宅したらマンションの出入り口の前にパトカーが数台止まり、多数の警察官がマンションに出入りしている。


部屋を紹介してくれた不動産屋の人がいたので何があったのか聞くと、また殺人事件が起こったらしい。


部屋の中が血塗れで凶器の包丁も見つかっているのに、遺体が見つから無いとの事。


遺体の行方は何処だ? なんて事を考えながら部屋に帰り冷蔵庫を開けたら、買った覚えの無い肉がギッシリと詰まっていた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ