表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
231/531

幽霊屋敷


僕が住んでいる村から見える小高い丘の上には古ぼけた屋敷がある。


高い塀と深い堀に囲まれ塀の上には監視カメラが要所に備えられている屋敷。


昔、爺ちゃんや婆ちゃんが子供の頃は1カ月に1度程は宅配のトラックが出入りしていたらしいけど、今ではトラックも人も誰も訪れる者はいない。


僕はそんな屋敷が気になり、ある夏の夜屋敷に忍び込んだ。


埃だらけの屋敷の中に足を踏み入れると、上の方から微かに音が聞こえて来る。


その場所に向けて抜き足差し足進み明かりが漏れている部屋中を覗き込む。


覗き込んで僕は確信した。


此処が幽霊屋敷だという事を。


そのとき悲鳴を上げなかった僕を誉めてあげたい。


だって、部屋の中のモニターの前で一心不乱に骸骨がゲームをしていたんだよ。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ