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風前の灯


私は昔ある独裁国家の外務省に勤務していて、主に東の島国に対して罵詈雑言を浴びせる事を行っていた。


それが今私は牢に入れられている。


独裁者の圧政に対して人民が蜂起、その蜂起した人民に腐敗した上層部に嫌気がさした下級兵士が合流した結果、独裁者は西の大国に亡命して新政府が樹立された。


だが樹立された新政府に対し、同じ民族の隣国を含め周辺国の反応は冷たい。


20世紀の終わりごろ西ドイツが東ドイツを吸収して統一を果たしたが、政治的混乱や西と東の経済格差による経済的混乱により統一ドイツ政府は苦難の道を歩んだ。


その二の舞になるのを恐れての事だった。


そんな中で東の島国だけはある要求を飲めば経済支援を行っても良いと新政府に伝えて来る。


それは東の島国に罵詈雑言を浴びせた外務省やテレビ局とラジオ局の職員とその家族を、公開処刑するようにとの要求だった。





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