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パーツ


会社近くの飲み屋で同僚と新年会を行っていたら飲み過ぎて最終電車に乗り損ねてしまい、同僚を迎えに来た同僚の奥さんに通勤に使用しているこの駅まで送ってもらった。


駅の駐輪場に置いてある自転車で帰宅するためにこの駅まで乗せて来てもらったのだが、無人駅の周りには店一つ無く、駅のホームと駐輪場の点けっぱなしの電灯と道に沿って灯る街路灯の灯りしか見えず薄気味悪い。


昔、バブルが弾けた30年程前から人身事故が絶えない駅で、昨日も人身事故が起きたからかも知れないが。


今、無人であるはずの駅のホームに人影があるのを見て目を凝らす。


凝らした目に映ったのは、人身事故によりバラバラになった自身のパーツを探す人の姿だった。




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