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てんてこ舞い


昔、昔、大昔、人々は大宇宙の遥か彼方から、長い、長い年月をかけて青い惑星に辿り着いた。


青い惑星に辿り着いた人々はこの星を地球と名付け、思い思いの場所に散り文明を築く。


辿り着いてから文明を築くまで長い年月が過ぎ去り、何時しか人々は大宇宙の遥か彼方からこの星に移住してきた事を忘れ去る。


移住してきた事を忘れ去った人々ではあったが1つだけ忘れない事があった。


それは願い事を月に向けて唱える事、理由など長い年月の間に忘れ去られていたが。


それでも人々は月に願い事をする。


勝利を願い、豊作を願い、無病息災を願い、良き縁談を願い、長寿を願う。


今、人々が願い事を口にする度に地球に移住するのに使用した超巨大宇宙船、通称「月」の内部では、願い事を叶えようとスーパーコンピューターとアンドロイド達がてんてこ舞いしていた。





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