表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
166/531

計画停電


昔、祖父や父が生きていた頃から我が国は敵対する国々によって経済封鎖を受け、発電所を造っても発電に必要な燃料を輸入する事ができず、何時も電力不足に悩まされていた。


それに報復するための計画が練られ、今、それが実行に移される。


秘密裏に建造された核シェルターに家族や私に絶対的な忠誠を誓う者達と共に入り、敵対する国々に向けてICBMの発射命令をくだす。


…………5分…………10分…………30分…………1時間…………2時間………………。


「何故? 発射したという報告が来ないんだ?」


私の発した疑問に部下が部屋の外に駆け出して行き、戻って来ると報告した。


「首都以外では計画停電が実行されていて、発射命令が部隊まで届いていませんでした」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ