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桜の木の下には死体が埋められている筈


昔核戦争が勃発する。


私は家族や使用人達と共に屋敷の地下に造ってあった核シェルターに避難して難を逃れた。


核シェルターに2年程閉じこもったあと備蓄していた食料が底を突いたので、核シェルターから出て安全で食料が手に入る場所を求め彷徨する。


地上には人だけで無く犬や鳥などの動物の姿も見当たらない。


ただ、私達が見知った物とは何処か違う姿の植物はたまに見かけた。


核シェルターを出て半年程過ぎた今、私達の目に桜の木が沢山生い茂る谷が映る。


私達は歓声を上げて桜の木々に走りより、その根元に埋められている筈の食料を求めて桜の木の下を一心不乱に掘り進めるのであった。





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