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保健所


子供の頃儂は、屋敷の前に広がる田んぼや畑に捨てられている仔犬や仔猫、それに屋敷で飼われていた番犬や屋敷や蔵の中のネズミを捕らえる猫の中で、役に立たなくなった老犬や老猫を殺処分してもらうために保健所に連れていくのが役目だった。


事業に失敗して没落し3世代で狭いアパートで暮らしている身には、70年以上前の遠い昔の夢のような思い出だがな。


今儂は年金受領者だけに許されている安楽死を行うために、安楽死の施設がある保健所に向かっているところだ。




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