表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
145/531

入院


昔、小学生や中学生だったときクラスメイトや友人達が次々と入院した。


盲腸というもので。


見舞いに行くと、ベッドの傍に見舞い品であるミカンやパイナップルなどのフルーツの缶詰めが沢山置かれていた。


それを見た私は羨ましく思い、自分も何時か入院してお見舞い品を沢山貰ってフルーツの缶詰めを堪能するんだと思ったものだ。


あれから40年以上経った今、私は念願が叶って入院している。


運動もせず高カロリー食品の暴飲暴食による糖尿病で。


当然、見舞い客が持ってくるフルーツの缶詰めを含む食品系の見舞い品は全て看護師さんに取り上げられ、病室のドアやベッドの枕元の壁には、「この患者に餌を与えないでください」と書かれた紙が貼られていた。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ