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熱湯


昔言うことを聞かない義理の息子に煮えたぎる熱湯を浴びせた。


このとき息子が上げた悲鳴を聞いて駆けつけた近所の奴等に取り押さえられ、刑務所に入れられる。


それっきり息子と会うことは無かったけど、老人ホームに入所したら介護士をしている息子がいた。


俺は直ぐに気が付き復讐されるのではと気が気で無かったが、息子は気がつかなかったようで胸を撫で下ろす。


でも煮えたぎる風呂に投げ入れられようとしている今、それが間違いだったと気が付く、息子は機会を狙っていただけだったのだ。



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