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あ! 起きた。
昔、一度寝たら朝まで起きない幼馴染みを強制的に起こしてみようという試みをクラスメイト達と行った事がある。
学校が夏休みになってから、クラスメイトの1人の親が所有していた山奥の別荘を借りて実行された。
寝ている幼馴染みの耳元で大音響を響かせる奴、全身を柔らかい筆で撫で回しくすぐる奴、幼馴染みの鼻に刺激臭のある物質を近づける奴、見ている男達が唾を飲み込むようなムフフな行為をする女の子など、色々と試みたが全て失敗する。
今、消防団にいる友人から幼馴染みの家が火事で全焼し幼馴染みの焼死体が見つかったとの連絡が来た。
幼馴染みの家に駆けつけたら焼け残っていた目覚まし時計が焼けた家の中に響き渡り、その途端、焼死体が起きあがった。
 




