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後悔


昔私は人を殺めた。


その日恋人に振られて落ち込んでいた私の前を、手を繋いだ男女が笑顔で喋りながら通りかかる。


笑顔の男女を見て見せつけられたと思い手近にあった鉄パイプで2人を撲殺。


なんの落度の無い1週間後に結婚する筈だった2人を殺害した罪で、私は20年以上の年月を刑務所で過ごした。


刑務所を出所したあとも2人の命を理不尽に奪ってしまった事を悔やみ続け、寺や神社で2人の冥福を幾度となく祈る。


それでも私は2人に一生許される事は無いのだろう。


今も数メートル先から手を繋いだ2人が私を睨んでいるのだから。



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