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反故
昔々世界の片隅に隣り合う2つの国が存在した。
2つの国は周りの全ての国々と敵対している。
敵対する国々との戦争が避けられないものとなったとき、世界を半分ずつ分け合う約束を取り交わした2つの国は互いに背を向け敵対する国々との戦争に突入した。
長く苦しい戦いの末世界の反対側で2つの国の戦士達は向き合う、今、互いの手が差し伸べられる。
だが差し伸べられた手には剣が握られたままであった。
此処まで勝ち進み世界の半分を手に入れた2つの国は、約束を反故にして全てを手に入れようと互いの領土に攻めいったのである。




