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昔山にハイキングに出掛けた。


生い茂っていた木々が途切れ遠くまで見渡せる場所を見つけた私は、ハイキングコースを外れ遠望がきく崖の方に向けて歩む。


そうしたら穴に落ちてしまった。


深ーーーーい、深ーーーーい、穴に。


墜落死と言う文字が頭を過る。


目を固く瞑り身体を縮ませて落下の衝撃に備える。


楽しかった事、悲しかった事、色々な思い出が次々と頭に浮かび消えていく。


此れが死を目前にした者が見る走馬灯か?


次々と浮かんだ思いでが尽きてもまだ落ち続けていた。


あれから長い年月が過ぎたというのに、今も落ち続けている。



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