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釣った魚には餌をやらぬ


まだ外が暗い中、枕元で目覚まし時計が鳴り響きその音で目を覚ました私は隣で眠り続けている妻を揺り起こす。


「オイ! 時間だぞ、起きろ」


「ウーン、もう少し寝かせて」


「早く起きろ! 起きないとまた遅刻するぞ」


「分かったわよ」


結婚する前は私より早く起きて朝食を作り、私が起きるのを待っていてくれたのに。


昔私は幽霊や妖怪などが苦手だった。


だが結婚して妻の素顔を見てから苦手意識が吹っ飛んだ。


今、妻の顔が化粧によりみるみる綺麗になっていくのを見て、釣った魚には餌をやらぬ、っていう喩えが頭を過って行く。




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