第2話
このままだとまずい・・
コマンドができるかどうか、メニューを開いた。
だが何処にもそれらしきは探っても見つからない。
主人公は焦りながら必死に探り続けた。
「ログアウトせよ」
ここまでくるとなれば奴が言っていたことに従うことしか出来ないのか、いずれもう一度会うことになっていると勝手に予測だ。
「ダメか」
当たり前か、とある意味納得してしまった。
だがまだ道がある。
「仕方ねぇ、誰かに救出するまでここで待つしかない」か」
空は青い、眺めると全くリアルと変わらない。
いやまてよ、空気がかなり綺麗だ。
仕方なく歩き出すことにした。
暫くして、森を抜け、見えた先は・・・
立派な城壁らしきな壁を見える
「王都だ」
何故それだと思っただろうか、入ってすぐにお城があるわけがないからと。
立派な壁からにして中心街だと思うからである。
だが一つ疑わしいところがある。
それはあまりにもボロボロすぎることだ。
ひたすら歩いたところに城門までたどり着いた。
門ドアに壊された跡がある。
警戒しながら中に入ることにする
「なんだ、やけに静かすぎるな」
既に元々は嫌な予感はすると思ってたが、想像以上に中は荒れていた。
城門を突破すると辺りは瓦礫だらけで焼け跡しかない。
それでも何かあるには違いないと進む選択で歩んだ。
進んでいくうちにこの中で一つだけ壊されてない建物を見つけた。
もしかするともなく
中に入ると
うぉへ、
⎯⎯なんて、酷い臭いだ、
真っ暗の中に今までの臭いで一番の酷さな邪悪な激臭で耐えきれず鼻を押さえ込んでしまった。
足元は真っ暗でなにも見えないが進むしかない
⎯⎯⎯ぐちょ
「!?」
思わず、見た瞬間・・見たのは・・・残酷で、悲鳴を挙げた。
「こ、これ全部まさか」
主人公が見たのは、紛れもなく死んだ血の海だ。
更には何もかも酷に遺体や刃物にめちゃくちゃされた感じ、中には既に死体が骨になったものもある。
ゲーム世界にしては残酷すぎるほどに切られて、バラバラに砕かれていた。
右も左も座り込んで倒れて
「何をここで?死にたいかしらねぇ」
誰だ、後ろに振り向き、ナイフの攻撃を瞬間回避で命拾いした。
「逃げたすとは、中々の腕前に対して異常な回避能力だねぇ」
ゲーム序盤にいきなりボスがあらわれた系か。
これは厄介で危険人物に遭遇してしまった。